第10回和紙絵展が5日から=押し花絵、墨絵、イラスト等も

大久保さん、今井さん、山田さん

 大久保ルイザさんが指導する和紙絵教室の生徒が中心になった「第10回和紙絵展」が10月5日(土)、6日(日)の午前10時から午後6時まで、サンパウロ市のニッケイパラセ・ホテル(Rua Galvao Bueno, 425)の地階奥のイベントホールで開催される。入場無料。気に入った展示作品をその場で購入できる。価格帯は5~2千レアルまで。
 和紙絵はアリアンサで開設されている教室の生徒による120作品が中心だ。それ以外にも、専門のアーティストによる押し花絵、押し絵、墨絵、書道、陶芸、織り布、パッチワーク、イラスト、折り紙、切り紙、楮和紙などの多彩な作品も100点ほど展示販売される。

ポスター

 大久保さんは「今年の統一テーマは文化遺産で、日本は雅楽、ブラジルはフレーボをモチーフにした作品を制作しました」と説明し、押し花絵の指導者・今井恵美さんも「力作がたくさんありますので、ぜひご覧になってください」と来場を呼びかけた。
 イラスト指導者の山田ミズエ・ファビアナさんは墨を用いた細かい線画を得意とし、当日も作品を展示する。「水彩画をプリントしたマグカップ、Tシャツ、ブローチ、ノートなどもあります。ぜひお買い求めを」と来場を誘った。