《ブラジル》ベロ・オリゾンテの住宅地に小型機墜落=路上の車を巻き込み、3人死亡

 ミナス・ジェライス州の州都ベロ・オリゾンテで21日朝、小型機が墜落し、3人が死亡する事故が起きた。21日付現地サイトが報じている。
 飛行機が墜落したのは午前8時14分で、ベロ・オリゾンテ市北西部カイサラ地区の住宅地の路上に落ちた。
 この飛行機は墜落地点から1・3キロ離れたカルロス・プラテス空港を離陸して間もなかった。同機はバイア州イリェーウスに向かっていた。
 飛行機は地面に激突、炎上。その時に路上の車3台にも被害が及んだ。
 この事故で、飛行機の搭乗者のうちの1人と、通行人1人、車を運転していた1人が死亡した。
 さらに3人が病院に運ばれ、手当てを受けた。うち1人は飛行機の操縦士で、もう1人も飛行機に搭乗していた。2人は現場近くの民家に助けを求めたという。
 目撃者の話によると、墜落の瞬間に大きな音がしたといい、一瞬にして大きな炎があがり、周辺の車3台も巻き込まれて炎上した。
 墜落の原因は現在調査中だが、カイサラ地区では今年4月にも墜落事故が起きている。
 事故機は07年製造で3人乗り。営業目的の飛行は禁じられていたが、書類は全て整っていた。