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東西南北

 報道が日に日に大きくなっている北東部の海岸への原油漂着問題で、黒い油の塊を漂わせた波が打ち寄せるペルナンブッコ州レシフェの浜辺で、黒いゴミ袋をかぶり、悲しそうな表情で海中の原油の塊の除去作業を行う13歳の少年の写真が国際的に話題になっている。エーヴェルトン君という少年は、「お母さんの仕事を少しでも助けたくて、作業をしているんだ」と語る。彼の母親はこの浜辺のそばでバーを営んでおり、海の汚染は一家の生活にかかわる。エーヴェルトン君本人は積極的に働きたがっているが、周囲は彼の健康も気にしはじめているという。なんともやるせない話だ。
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 中国を訪問中のボルソナロ大統領は24日、中国人に対し、ブラジルへの渡航時のビザを免除するとの発言を行った。それがいつからになるのかは明言していないが、仮に実現すれば、米国、オーストラリア、日本、カナダについで5国目となる。現在、中国は世界有数の富裕国で国の人口も世界一。ブラジルとの貿易額も世界一であることから、観光客や商用客の増加が見込めそうな話ではある。だが、選挙キャンペーン中は極度に共産国を嫌悪していたことを考えれば不思議だが。
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 今日26日より、サッカーのU17(17歳以下)のW杯が開催され、ブラジル代表は開幕戦の対カナダ代表戦を連邦直轄区にあるベゼロン競技場で午後5時から行う。今年のブラジル代表は、既にプロデビューし、国内2カ月負けなしのフラメンゴで早くも主力になっているレイニエールを擁する、楽しみなチーム。優勝を狙ってほしい。