台風19号=岩手県人会が母県に見舞金=菊地氏が訪日して手渡す

 ブラジル岩手県人会(千田曠暁(ちだ・ひろあき)会長)は、台風19号で大きな被害が出た岩手県に、見舞金として12万円を贈った。
 10月22日に行われた即位の礼に参列するために訪日した菊地義治県人会名誉会長が、岩手日報社を訪れて東根千万億(あずまね・ちまお)代表取締役社長に手渡した。10月29日付け岩手日報によれば、見舞金は同社から日本赤十字社を通じて被災地に届けられる。
 見舞金は菊地、千田両氏と県人会によるもの。
 台風19号は、10月12、13日に関東、東北を中心に、河川の氾濫、家屋への浸水、土砂崩れなど大きな被害を及ぼした。NHKニュース・ウェブによれば、今月6日時点で90人が死亡、5人が行方不明、岩手県も2人の死者が出た。
 県人会は以前から、母県が台風や震災で被害に遭った際に義援金を送っている。