ホーム | ブラジル国内ニュース | 《ブラジル最高裁》銀行情報など使った捜査を解放=判事投票9対2の圧勝で=トフォリ長官の意向叶わず=大統領長男の疑惑も直撃か

《ブラジル最高裁》銀行情報など使った捜査を解放=判事投票9対2の圧勝で=トフォリ長官の意向叶わず=大統領長男の疑惑も直撃か

28日の最高裁(Carlos Moura/SCO/STF)

 11月20日から最高裁で行われていた、「検察などが裁判所の許可もなく、銀行や税務所のデータを捜査に共有しても良いか」の審理が結審となり、9対2の大差で「共有してよい」ことになった。これで、大統領長男のフラヴィオ上議や同氏の元職員らに対する旧・金融活動管理審議会(COAF、現・中銀財務情報部、UIF)のデータを使った捜査再開への圧力も高まった。29日付現地紙が報じている。

 今回の審理は、7月にジアス・トフォリ長官が「COAF(当時)や税務所のデータを使った捜査は法的な許可が必要」との見解を出し、裁判所の許可を得ずにデータを使用した捜査の差し止めを命じたことに端を発している。これによって差し止められた捜査は935件に上る。旧COAFの調査で明らかになっていた、フラヴィオ上議がリオ州議だったときの職員ファブリシオ・ケイロス氏の口座への、(幽霊職員も含む)他の職員からの給与の大量振込み(ラシャジーニャ)疑惑もその中の一つで、捜査差し止めは強い反発を買っていた。

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