東洋祭り=200キロのケーキカット=令和開始と区開設114年祝う

来社した市田さん、池崎会長、武田さん、フルノ実行委員長、平田さん

 リベルダーデ文化福祉協会(ACAL / 池崎博文会長)は「第51回東洋祭り」(フルノ・マサヨシ実行委員長)を7、8両日、サンパウロ市のリベルダーデ日本広場周辺で開催する。7日は午前10~午後7時、8日は午後6時頃まで開催。
 広場の特設ステージでは2日間を通して太鼓や盆踊り、歌謡曲やアニメソングのショー、武道の実演などが繰り広げられる。日本からもバンド「Treasure Garden」が来伯出演の予定。
 広場から大阪橋周辺には、日本食店や雑貨店などが多数出店する。
 開会式が7日正午から、大阪橋の鳥居の下で行われる。開会式後には、龍(じゃ)踊りと太鼓が先導しながら広場まで移動し、約200キロのケーキカットを行い、約2千人に無料で配る。池崎会長は「リベルダーデ区制定114周年と、令和時代の開始、新天皇陛下の即位を、心を込めて祝いたい」と意図を語った。
 会場では、ACALが正月に飾る門松を60レアルで販売。
 東洋祭り初の試みで、ACALが憩の園、希望の家福祉協会、こどものその、日伯福祉援護協会のやすらぎホームの4福祉団体に、場所を無償で提供し、各団体が出店する。
 来場は15万人を見込んでおり、国内でも最大級の日系イベントとなる。
 案内に来社した池崎会長、フルノ実行委員長、市田イツコさん、武田イボネさん、平田幸江さんは「家族、友人と来て楽しんでください」と来場を呼びかけた。