東西南北

 ダッタフォーリャの最新の世論調査により、国民の81%はラヴァ・ジャット作戦の継続を望んでいることがわかった。18年4月にルーラ元大統領が服役しはじめたときは84%の人が継続を支持。ルーラ氏が釈放されたからといって、ラヴァ・ジャット作戦のイメージが揺らいだわけでもなく、多くの人が汚職捜査を求めていることが窺える。また、「汚職は今後、減ると思うか?」の質問には47%が「変わらない」、41%が「減るだろう」と答えた。18年4月の時点では「変わらない」が51%、「減るだろう」が37%だったので、ややポジティヴにはなったが、それほど変わらず。今後、どうなる?
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 9日夜、サンパウロ州グアルジャーで、43歳の神父が14歳の少女を強姦しているところを現行犯逮捕された。事件発生の場所はショッピング・センター内の公衆トイレで、個室に少女を閉じこめて強姦したという。2人の警備員が異変に気づき、神父を取り押さえ、警察に引き渡した。調べによると、この男性は2007年に神父に任命され、現在はサンパウロ市南部カンポ・リンポ教区の担当神父をつとめていた。事件当日は休日だったという。
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 1月からサンパウロ州都電(CPTM)の駅の警備に、平服警官が配備されることになった。対象となるのは7、8、9、11、12、13号線で、全28駅の予定だ。CPTMによると、軍警が勤務外の時間を使い、1日8時間、月10日(計80時間)を上限として、警備を手伝うという。CPTMと軍警との間の契約期間は2年だが、5年までは延長もありえるという。