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2020年2月21日の記事一覧

優雅に京藤間流新年舞初め=地方門下生、若者も多数参加

 京藤間流(京藤間勘輝二代目家元)の「新年舞初め」が2日正午から、在伯栃木県人会会館で開催され、池芝流日本舞踊の池芝緑苑代表、栃木県人会の坂本アウグスト会長らも出席したのをはじめ、約70人が優雅な舞に魅入った。  当日は約30人が全29演目を披露した。新春の舞は、勘悦子会主による「梅」、田中千代子さんの「松」、勘靖子会主「寿の舞 ...

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CONFRA BRASIL HONDA 2020写真グラフ

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復興する福島を海外に伝える=移住者子弟の受入研修=(4)=「念願の親戚に会えて感激」

 「ついに会える」。26日午後、そんな緊張の面持ちの佐藤レヴィさんがホテルのロビーに入ってきた。  待つこと数分、地元福島市在住の真田順さん(83)が妻と息子で福島市議会議員の広志さん(49、福島県)を伴い、待ち合わせ場所に到着。席に座るやいなや、資料を取り出し勢いよく話し始めた。  「あなたの曽祖父・儀右衛門(ぎうえもん)がブ ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(216)

 正輝はしだいに料理役をかってでるようになった。スープ作りには特異な才能を発揮し家族に喜ばれたのだ。豚の頭とケールを使ったスープで、アララクァーラ時代、豚を殺したときだけに作っていた料理だ。サントアンドレでは安く簡単に手に入る。火曜日、仕事を抜け出して、タヴァーレさんのパン屋に行きピンガを引っかける。洗濯場にはいつもピンガの瓶を ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(215)

 そのために経費はかかったが、正輝はお客を増やすには宣伝する以外に方法がないと思っていた。朝市は、顧客が買うつもりでくる場所だが、商店街は違う。だから、宣伝をする必要があるのだ。ポルトガル語でお客をフレゲーザというのだが、房子はフレゲージャと発音した。朝市のフレゲージャは品物のよしあしと値段をみて判断する。けれども、洗濯店の前を ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(214)

 何日か後、ミーチは別の場所を歩いていたとき、助けてくれた薬剤師にばったり会った。前回の場所とはまったく違ったところだ。薬剤師は仕事でそこにきていたか、だれかと待ち合わせをしちたのか分からないが、こんな遠いところで何をしているのか、と不審に思い訊ねた。  ミーチは「町を知るために歩き回っているのです」と答えた。  その日はミーチ ...

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意外に類似点があるブラジルと韓国の近代史

 「韓国のカルチャーが世界的に熱い」。それはだいぶ以前から言われていたことだが、その印象は9日、アカデミー賞で同国の映画「パラサイト」が、史上初の「英語以外での外国映画で初の作品賞」という快挙を成し遂げて以降、さらに強くなっている。  思い返せばそれだけではない。今やツイッターを見ていても、ブラジル内のトレンド・ランキングにも、 ...

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