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2020年4月7日の記事一覧

フロレンシオバレラ日本人会会館に=新型コロナ隔離センターを設置

 【らぷらた報知4月2日付】ブエノスアイレスの南部にあるフロレンシオパレエラ日本人会は、新型コロナ感染患者を受け入れる、市の新型コレラ感染者緊急隔離センターとして利用できるようになった。  冷房・暖房・厨房・介護施設に加え、最大20人の患者用のあらゆる安全対策を備えている。  アンドレス・ワトソン・フローレンシオパレラ市長が3月 ...

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トヨタアルゼンチンが提供=人工呼吸器製造にサラテ工場を

 【らぷらた報知4月2日付】トヨタアルゼンチンは、コロナビールスのパンデミアからアルゼンチン国民を守る目的で、人工呼吸器製造にサラテ工場を提供した。  ブエノスアイレスにある工場はこの病気の犠牲者を治療するための重要な医療機器人工呼吸器の部品を生産する為アルゼンチン政府と交渉している。  さらに、トヨタは、すでに機械式人工呼吸器 ...

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「一般有権者に届く大提案を!」=第5回日系政治運動シンポ=「控えめ」止め、しっかり主張を

 下本八郎元サンパウロ州議が主催する第5回日系政治運動シンポジウム(Movimento Politico Nikkei)が3月13日昼、サンパウロ市のブラジル日本文化福祉協会ビルで行われた。ゲスト講演者には福原カルロス氏、吉岡黎明氏が招聘され、日系社会と政治家の今後の在り方をそれぞれに語った。  長年、サンパウロ州議会などで儀典 ...

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新日系コミュニティ構築の鍵を歴史に探る=傑物・下元健吉=その志、気骨、創造心、度胸、闘志=ジャーナリスト 外山脩=(8)

 奇妙ないきさつで理事長になった下元健吉であったが、その運勢は下げ潮に転じた。  まず、組合経営の采配が乱れ続けた。経営というものに関しては、全く未経験だったのだから、最初から巧く行く筈はないのだが、時期も悪かった。  1929年10月、ニューヨーク発の世界恐慌が発生、ブラジルにも波及、バタタ(ジャガイモ)の市況まで暴落させたの ...

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ラランジャお話会=工夫満載の絵本読み聞かせ=パネル劇へ子供が夢中に

 絵本の読み聞かせイベント『ラランジャお話会』が3月8日、聖市の三和学院で行われた。今回で14回目の開催。同会は駐在員夫人らがボランティアで運営。絵本を元にしたパネル劇が子供らに人気だ。話の展開にあわせてヴァイオリンやピアノを生演奏するなどの工夫をこらし、参加した30人の子どもらを物語の世界に引き込んだ。  今回のイベントでは、 ...

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WILLフォン続報=イッポンテック社が返信

 WILLフォンによる日本のテレビ視聴サービスの取次会社がIppon Tec Soluções em Informática Ltda(イッポンテック)に変更された件で、本紙が同社に問い合わせをしていた、変更後のサービス内容や料金、代表者氏名の漢字などについて返答がきた。  同サービスでは、日本のテレビ番組46チャンネル分の生放 ...

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□コロナ禍緊急日誌□

 4日(土)昼、自宅で電話にでたら、「葬儀保険の申し込みをしませんか。月々39レアルで、いざという時には…」という宣伝文句を流す録音音声だった。来週か再来週には感染爆発が起きても不思議はないというタイミングであり、皆がコロナ感染におびえて、外出を自粛しているこのご時世だけに、「いざという時」というのは「コロナウイルスで斃れた時」 ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(238)

 藤森坂松は1953年2月27日、第一地区裁判所の長官がシーセロ・トレード・ピザのとき、尋問を受けた。山口県出身の藤森は当時、62歳だった。両親は藤森初次郎、藤森キミで、ずっとアララクアァーラに住み、農業をつづけていた。弁護にはジョン・ベルナデス・シルバが当たった。  また同日に、しみろが同じ判事に尋問を受けた。熊本県出身で59 ...

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