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4月 2020の記事一覧

東亜食品公司がメッセージ=感染防止を徹底し営業継続

 新型コロナウイルス感染症により店主が亡くなった、サンパウロ市のリベルダーデ日本広場にある食材店「東亜食品公司」が4月8日付けで次のメッセージを発表した。     ◎  私たち親愛なる創設者のChang・Wu・Chenが4月3日(金)に亡くなったことについて、ご心配とご迷惑をおかけしまして、お詫び申し上げます。  死亡後に囁かれ ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(246)

 家族はみな結婚式やその他の祝い事に出席するためよそ行きの服を持っていた。正輝のは紺のカシミアの背広、白いワイシャツ、結んだままにしてある縦じまのネクタイ、いつまで経っても磨り減らないラテックスの底の茶色の靴、形がくずれないようにいつも箱に入れてある緑がかったグレーのつば広帽子。  房子のはグレーと青の中間色で絹のように見えるが ...

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《ブラジル》モロ法相が衝撃の辞任発表=「連警トップ解任は政治的思惑」=大統領に息子への捜査妨害疑惑=政権看板去り、ブラジルは大揺れ

 セルジオ・モロ法相が24日午前、記者会見を開き、辞任を発表した。同法相はその理由に、ボルソナロ大統領が政治的な理由で、連邦警察長官の人事異動を強行したことを挙げた。ラヴァ・ジャット作戦担当判事から法相に抜擢されたボルソナロ政権きっての人気大臣の辞任で、大統領は窮地に追い込まれた。24日付現地サイトが報じている。  「モロ法相、 ...

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《ブラジル》コロナ感染者5万2995人、死者3670人に=リオ市の医師が医療崩壊明かす=人工呼吸器で命の選択迫られる

 【既報関連】ブラジル国内の新型コロナウイルス感染は止まらず、24日午後4時の保健省発表では感染者は5万2995人、死者は3670人となった。24時間で感染者は3503人、死者も357人増えた。  感染者の急激な増加は各自治体の医療システムを圧迫し、医療崩壊を引き起こす。一例は人工呼吸器の不足で、助かるはずの命が助からないケース ...

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《ブラジル》連邦医師審議会が条件付でクロロキンの使用を許可=米国では有効性疑う結果も

 【既報関連】連邦医師審議会(CFM)が23日、新型コロナウイルス感染症治療薬として、抗マラリア剤のクロロキンとヒドロキシクロロキンを使う事を条件付で認めたと23、24日付現地紙、サイトが報じた。  19年に特定された新型ウイルスは、「重症急性呼吸器症候群(SARS)」を引き起こしたウイルス(SARS-CoV)や「中東呼吸器症候 ...

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《サンパウロ州》今年の母の日は8月?=コロナ禍でドリア知事が提案

 新型コロナウイルスによる商戦の打撃などを考慮し、ジョアン・ドリア・サンパウロ州知事が、「母の日」を今年は5月から8月に延したいとする意向を示している。  母の日は5月の第2日曜日で、ブラジルでは例年、「クリスマスに次ぐ、第二の商戦日」に位置付けられている。  だが、今年はコロナウイルスの影響でショッピングセンターなどが閉鎖され ...

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《ブラジル》医療品輸出禁止令が裁可される=医療用マスク、手袋などが対象に

 【既報関連】ブラジルのボルソナロ大統領は24日、医療・衛生用品の国外輸出を禁じる法令(13993号/2020)を裁可後、同日付連邦官報に掲載した。24日付現地各サイトが報じた。  同法案は3月31日に議会で承認されていた。  医療・衛生用品の輸出は、「公共医療における緊急事態宣言」が有効な期間中、禁止される。対象は、人工呼吸器 ...

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大耳小耳

 24日で、サンパウロ州での外出自粛令(クアレンテーナ)発効から1カ月が経つ。約100年前のスペイン風邪の時代を実体験した人はほとんどいないはずだから、初めての異例な体験を州民はひと月の間、体験したことになる。ドリア知事や対策班は「隔離率70%」を目指しているが、それはなかなか守られず、22日は48%だった。23日現在の同州の感 ...

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コーロル=「その映画ならもう見た」=元祖・罷免の元大統領、ボルソナロの罷免を予告?

 1992年にブラジルで大統領罷免を体験した、フェルナンド・コーロル上院議員が22日、ボルソナロ大統領に対して、起こりうる罷免に注意するよう、呼びかけた。  コーロル氏は22日、ツイッターで、最近のボルソナロ大統領と連邦議会との対立を案じるメッセージを流した。  ボルソナロ大統領は、16日のルイス・エンリケ・マンデッタ保健相の解 ...

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《サンパウロ州》救急車乗務の看護師死亡=定年退職断り勤務続行の末、コロナに倒れる

 ブラジルのサンパウロ州モジ・ダス・クルーゼス市(モジ市)の救急車スタッフ(看護師)として働いていたシセロ・ロマン・デ・ソウザさん(51)が22日、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)に伴う複合症で死亡した。デ・ソウザさんはモジ市の救急車に同乗する看護師として20年以上勤務しており、定年退職する権利を得ていたが、新型コロ ...

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