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2020年5月12日の記事一覧

新日系コミュニティ構築の“鍵”を歴史の中に探る=傑物・下元健吉(25)=その志、気骨、創造心、度胸、闘志…=外山 脩

ジャグァレーのコチア産組本部(中央のビルが1977年落成)、手前が肥料・飼料工場

マズかった南銀との絶交  南銀としては、コチアは、そこで動く金の量からしても、是非欲しい顧客であった。が、下元がそうであったため、1957年の彼の死後も、後継者は南銀との取引はしなかった。  そのコチアと南銀が、コロニア経済界の二大城郭に発展して行ったのである。  しかも半世紀後の1990年代、コチア、南銀とも突如、落城した。 ...

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厚生労働省=15カ国語で相談先を案内=コロナで外国人不当解雇ダメ

厚生労働省が作成した雇用に関するポ語版リーフレット

 「外国人ということを理由にして、日本人より不利に扱うことは許しません」――日本の厚生労働省が、日本国内で雇用されている外国人が新型コロナウイルスの影響で不当に解雇されないようにサイト上で情報発信をはじめている。  厚生労働省のサイト「外国人の皆さんへ(新型コロナウイルス感染症に関する情報)」のページは「やさしい日本語」をはじめ ...

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大耳小耳

    ◎  コロナ災禍の中、俳誌『朝蔭』486号が4月1日に刊行された。《コロナ菌に閉じ込められし老の秋》(吉田しのぶ)《世界中外出制限身に入る》(西川あけみ)。《初夢や米元首と語る吾》(熊谷桂子)はまるで映画のような勇壮な一年の始まり? 《十年の出稼ぎに堪へ夜を濯(すす)ぐ》(重川房子)は10年以上も訪日就労した人だろうか。 ...

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検疫中の夜道は気をつけて

 7日、クアレンテーナ(検疫)中の夜7時過ぎ、ブラジルで強盗に遭遇した。合計1年以上生活しているが、初「洗礼」だった。東洋街コンセレイロ・フルタード大通りを一人歩いていると、後方から小さめのダンボール箱を持った20代後半、モレーノ(褐色肌)男性が小走りに追いかけてきて何か言った。  オーリャ子はポ語が聞きとれず、「あ?」と訊き返 ...

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文協=金融専門家呼びネット生中継=個人資産の管理のコツを指南

「パーソナルファイナンスの課題と傾向」

 ブラジル日本文化福祉協会(石川レナト会長)は「パーソナルファイナンスの課題と傾向」をテーマにした講演を5月13日(水)18時からオンラインで生中継する。参加費は無料。  不確実な時代の中でのパーソナルファイナンス(個人資産管理)の課題や、日常における経費と投資の考え方についてオンラインで講演を行う。  パネリストには、金融アド ...

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