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6月 2020の記事一覧

《ブラジル》衛生環境不備で4万人が入院=必要経費は1610万レアル

 ブラジル環境・サニタリー技術協会(ABES)が5日、衛生環境の不備が原因で病気になって入院した人が第1四半期だけで4万人いたと発表した。  衛生環境が不十分または不適切なために起こる病気(DRSAI)による入院期間の平均は3日間で、統一健康保健システム(SUS)が保有している病床の4・2%に当たる1万3千床を占有。また、入院や ...

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《ブラジル》教師が子供用マスクを制作=子供達も楽しみ、率先して使用

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、全国でマスク着用の義務化が進んでいるが、ブラジリアのある連邦直轄区でもマスクが義務化された事を受け、公立校の教師が子供用に顔全体を覆うタイプのマスク(フェイスシールド)を作成したところ、好評で、子供達も率先して使用している。  親戚の子供達がコロナウイルスに感染しないよう、布地とアクリル板を ...

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《ブラジル》記者コラム これからが危ない感染ピーク でも年末にはコロナフリー?!

 高齢者がブラジル生活を送るにおいて、これから2、3カ月が一番危険な時期ではないか―という気がする。  今までは序の口で、これから「コロナ死者激増」と「大不況」というダブルパンチに見舞われる。今後起こりうるシナリオを列挙すると、以下のようになる。 ▼「4月、5月のコロナ対策でブラジル経済が壊滅的に破壊された。100年に一度という ...

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パラナ州ロンドリーナ市編=自粛生活の心がけを聞く「コロナより空襲の方が怖かった」

2019年に開催されたロンドリーナ文化体育協会の新年拝賀式(参考写真)

 「コロナに対する怖さは、戦時中の日本での生活に比べたら平気です。いつ爆弾が降るかわからないあの恐怖は、言葉で表せません。それでも、この自粛生活はストレスが溜まりますね」―大戦中を熊本県で過ごした帰伯二世、パラナ州ロンドリーナ市在住の汎熊本県人会元会長中川芳則さん(92)は、そう電話口で語った。外出自粛措置から早2カ月――。自粛 ...

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手づかみで体得したブラジル=19年度交流協会生の体験談(4)=岡本大和「不安、佇立(ちょりつ)、自信」

取材する様子

 岡本大和(おかもと・やまと、23)。三重県在住の大学生。大学3年次終了後、ブラジル日本交流協会(http://anbi2009.org/)の研修(インターンシップ)制度を利用し、ブラジルで唯一の邦字新聞社「ニッケイ新聞社」で、2019年4月から今年3月まで研修を行った。  留学前の私は学業やサークル活動を楽しみ、学生生活を謳歌 ...

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7月開催のイベント中止=レジストロ寿司祭りと七夕祭り

過去に行われた寿司まつりでのショー(Nippak、WagnarAsanuma)

 レジストロ日伯文化協会(川尻イリネウ誠会長)が7月4日(土)、5日(日)に開催を予定していた「レジストロ寿司まつり」と、リベルダーデ文化福祉協会(ACAL、池崎博文会長)が7月15日(水)、16日(木)に予定していた「七夕まつり」の中止が決定した。  レジストロ寿司まつりは93年からレジストロ市とレジストロ文化体育協会の協力を ...

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『ブラジル日系文学』64号発刊=芥川版「桃太郎」と解説も

『ブラジル日系文学』64号

 ブラジル日系文学会(櫻井セリア会長)が『ブラジル日系文学』第64号(発行者=近藤アンドレ、編集者=中田みちよ)が刊行された。  同号は当初3月刊行、発送の予定だった。中田さんに電話取材したところ「編集部は高齢者が多く自宅待機が続き発刊・発送に遅れが出てしまっています」とコロナによる影響を乗り越えての発刊となったそう。  本号で ...

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《ブラジル》イタリア抜きコロナ死者数世界3位=約1500人/日で記録更新=ワクチン治療試験に5千人

 【既報関連】新型コロナウイルスの感染拡大は勢いが衰えず、4日発表の死者数は3日連続で最多記録を更新し、世界規模でも同日の1位となった。これで死者数はイタリアを抜き、世界3位に。最初の感染者確認から100日目の4日夜の保健省発表での感染者は、前日比3万925人増の61万4941人、死者は1473人増の3万4021人だったと4、5 ...

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《ブラジル》大統領府が福祉費を宣伝費に転用=コロナ禍最中の商業活動再開PRに大金?

3日のボルソナロ大統領(Marcos Corrêa/PR)  格差是正を目指す福祉政策「ボウサ・ファミリア(生活扶助、BF)」に使われる予定だった8390万レアルもの資金が、大統領府通信局(SECOM)に転用されていたことが明らかになった。しかも、新型コロナウイルスの影響で国民の生活が困窮している最中に行われたことに非難の声が高 ...

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反ファシズムデモに延期の声=「感染避けるべき」と左派分裂

5月31日の聖市でのデモ(Roberto Parizone/Fotos Publicas)  7日にサンパウロ市パウリスタ大通りなどで開催予定の反ファシズムデモに関し、「新型コロナウイルスの感染爆発に考慮すべき」との意見があがり、強行しようとする勢力との間で意見の衝突が起こっている。5日付現地サイトが報じている。 コンテンツの残 ...

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