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6月 2020の記事一覧

《ブラジル》11~20年は失われた10年に=コロナ禍が景気後退決定づける

 ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)が26日、2011~20年のブラジルの経済は、「景気後退の10年間」で、1980年代を超える「失われた10年」となると発表した。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について

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《ブラジル》新たに3市がメトロポリスに=カンピーナスは州都以外で初の快挙

 ブラジル地理統計院(IBGE)が25日、エスピリトサント州ヴィトリア、サンタカタリーナ州フロリアノポリス、サンパウロ州カンピーナスの3市をメトロポリスに認定したと発表した。  メトロポリスとは、国や大きな地方における経済・文化の中心で、国際的な連携のハブとなるような大きな都市を指す。多くのメトロポリスは周辺都市と相互に連結し、 ...

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知っておきたい日本の歴史=徳力啓三=(3)

第2節 古代国家の形成  日本でもっとも古い歴史書である『古事記』『日本書紀』に、神話の形で、日本の国の成り立ちが書かれている。  『古事記』は712年、『日本書紀』は720年に完成した。神話や古い伝承は超自然的な物語をふくみ、ただちに歴史的事実として扱うことはできない。  しかし、これらに記された神話・伝承は、古代の人々が、自 ...

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福島県白河市が投句呼びかけ=「芭蕉白河の関俳句賞」へ=ブラジル在住者もどうぞ!

俳句賞チラシ

 福島県白河市役所(鈴木和夫市長)が主催する第2回「芭蕉白河の関俳句賞」には、本年度から海外特別賞部門が設立され、世界最大の日系社会を持つブラジルからの投稿を呼びかけている。海外部門特別賞のテーマは「みちのく」投句料は無料。  ブラジルでの募集に際し、同市役所文化振興課の鈴木純さんは「ブラジルの皆さんの感性で〃みちのく〃を思い浮 ...

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日伯友好病院=近隣住民に食料衛生用品配布=コロナ入院死亡率極めて低目

右から支援物資を受け取る女性と天内ワルテル院長、熊谷医師長、イガイ福祉課長

 日伯援護協会(与儀上原昭雄会長)傘下の日伯友好病院(天内ワルテル院長)は、コロナウイルスにより仕事を失い生活に困窮する近隣住民に対し、福祉課が主導してセスタ・バジカ(基礎食糧セット)と各種洗剤や石鹸、歯磨き粉などの衛生を保つ日用品の詰め合わせ850世帯分を配布した。コロナ治療の現状も合わせて取材した。  受け渡しには、天内ワル ...

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小津・溝口監督ら名画無料公開=クロービス・サルガド財団

溝口健二監督の「お遊さま」(主演=田中絹代)

 ミナス・ジェライス州にあるクロービス・サルガド財団(FCS)が、終戦直後の日本の巨匠映画を同団体ユーチューブチャンネル上で無料公開している。ただし7月9日までの期間限定。  映画は国内外で巨匠と表される小津安二郎や溝口健二をはじめ、女性映画の名手の成瀬巳喜男、多くの作品に出演する大女優でもあり監督としても活動した田中絹代ら、日 ...

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自粛中にブラジル初床屋

綺麗に刈り上げられた後頭部

 サンパウロ州政府が外出自粛を発令し、早くも3カ月が経とうとしている20日土曜。オーリャ子はこの間に伸びた前髪や襟足にイライラしていた。元々短髪で、自粛令以前は月に一回こまめに散髪をしていた。  コロナ感染が怖かったが、我慢も限界になり自宅近くのブラジル人が経営する散髪屋に初挑戦。ポルトガル語ができないオーリャ子は、希望の髪型の ...

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中島宏著『クリスト・レイ』第5話

 勉強そのものよりも、学校生活をできるだけエンジョイしたいと考えるタイプだった。その彼が日本語を勉強するというのだから、マルコスは咄嗟にその意図がよく理解できなかった。 「どうして日本語なんだ、エンリッケ。日本語を勉強してどうするつもりなんだ」 「どうするつもりも何もないが、俺の友だちで日系人がいて、そいつが日本語を教える学校が ...

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《ブラジル》上下水道普及率9割目指す=7千億レアルを官民合同で投資か=公衆衛生法案が両院通過

タッソ・ジェレイサッチ上議(Marcelo Camargi/Agencia Brasil)  24日、上院で上下水道整備に関する規制の枠組みなどを定めた基礎公衆衛生法案の審議が行われ、賛成多数で承認された。同法案は、2033年までに、99%の国民に水道を行き渡らせ、90%の下水を処理することを目標としている。これはまた、水道局を ...

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コロナよりアマゾン伐採問題=国際投資家が懸念を表明=8カ国のブラジル大使館に書状送付

 ブラジルに20兆レアルに及ぶ投資を行ってきた国際投資家達が、森林伐採拡大を懸念し、投資差し止めなどを示唆する書状を8カ国にあるブラジル大使館に送付したと23日付ブラジル国内サイトが報じた。  ボルソナロ大統領は当選直後から、食糧確保のための森林開発や先住民保護区や環境保護区での鉱物採掘を容認する発言を繰り返し行ってきた。現政権 ...

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