2020年12月9日の記事一覧

《ブラジル》サンタカタリーナ州=銀行強盗被害は約16億円相当=7日までに12人を逮捕

 【既報関連】ブラジル南部のサンタカタリーナ州クリシウーマ市で11月30日深夜~12月1日未明に発生した銀行強盗事件から1週間を経た7日、軍警と市警、連邦警察が、被害額は約8千万レアルで100万レアル余りを回収し、容疑者12人を逮捕したと発表した。  ヘリコプターさえ撃ち落とせる重火器に加え、数十キロに及ぶ爆薬などを持った強盗団 ...

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《ブラジル保健省》先週は英国製ワクチン、今週は米国製=サンパウロ州は中国製、パラナ州はロシア製、直轄区も別?=知事は「国は一貫性を示せ」と批判

 保健省は7日、新型コロナウイルスのワクチンとして、米国のファイザー製薬とドイツのビオンテック社が共同開発しているワクチンを7千万回分購入する方向で交渉中と発表した。国内外からの圧力を受けた結果だが、これまでの保健省のコロナ・ワクチンに対する方針に一貫性が見られないため、8日に保健省が開催した知事たちとの会合では、保健省への批判 ...

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《ブラジル》自動車業界が生産停止示唆=原材料不足の深刻化で=コロナ感染再拡大も水を差す

11月の月間生産台数は13年ぶりの高結果だが、12月は原材料不足に(7日付エスタード紙電子版の記事の一部)  新型コロナウイルスのパンデミックによる影響からの回復を目指す工業界で原材料不足が深刻化しており、自動車業界は今週にでも操業停止が起こり得ると8日付現地紙が報じた。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願 ...

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《ブラジル》両院議長選=再台頭するか旧保守勢力=水面下でうごめくMDB

 最高裁の審理により、ダヴィ・アルコルンブレ上院議長とロドリゴ・マイア下院議長(共に民主党・DEM)の再選出馬ができなくなったのを受け、来年2月の議長選挙の行方をメディアが追い始めている。8日付現地紙が報じている。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について

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《ブラジル》食費高騰で庶民の懐を直撃=広範囲消費者物価指数が12カ月累積で4・31%に

食料・飲料の値上がりが庶民の懐を直撃している(Tania Rego/Agencia Brasil)  地理統計院(IBGE)が8日、11月の広範囲消費者物価指数(IPCA)は10月を0・03%ポイント上回る0・89%だったと発表したと同日付現地サイトが報じた。同月としては2015年11月の1・01%以来となる高い数値で、今年の累 ...

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《ウルグアイ》ヴァスケス前大統領死去=2期10年務めた左派大統領

 ウルグアイのタバレー・ヴァスケス前大統領が6日、肺がんにより死去した。80歳だった。7日付現地紙が報じている。  ヴァスケス氏は1940年に首都モンテビデオで生まれた。元々は医師で、モンテビデオのプロ・サッカー・クラブ「プログレーゾ」のオーナーなどをしていたが、1989年、左翼連合「拡大前線」の候補としてモンテビデオ市長選に出 ...

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東西南北

 7日夜、ボルソナロ大統領とミシェレ夫人は大統領府で、昨年の大統領就任式の際に使用した衣装などの特別展の開会式を行った。スピーチを行った2人の背後のガラス・ケースには、就任式用に仕立てた衣装が飾られ、傍にはパレードで使った1950年代製のロールス・ロイスが飾られている。特別展をやるのは個人的な自由だが、少数の閣僚を前に仕立て屋を ...

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援協=日本語対応の人間ドックを=家族で安全に健康チェック

「コロナ対策万全です」という近澤エドアルド寛診療部長、中里さん、鈴木さん。

 「新型コロナウイルス感染症が流行っていますが、対策をしっかり行っていますのでご安心ください」――サンパウロ日伯援護協会(与儀上原昭雄会長)の人間ドック部門担当者の鈴木健次さんらが来社し、そう強調した。  人間ドックのあるリベルダーデ医療センター(Rua Fagundes, 121 – Liberdade, São ...

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援協=ボランティアが病院に寄付=縫製活動の代わりに500レ

昨年12月のボランティア忘年会の様子

 サンパウロ日伯援護協会(与儀昭雄会長)の日伯友好病院で使用するシーツや枕カバーなどの縫製を行うボランティア婦人らが3日、感謝の気持ちを込めて500レアルを同病院に寄付した。  同ボランティアは毎週火曜日にサンパウロ市リベルダーデ日本広場近くにあるアパートに集まり、朝7時から16時まで同病院で使用するシーツや枕カバー、入院着など ...

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JICA=片岡さんブラジリア赴任=「日系社会と関わり持ちたい」

片岡龍之介さん

 JICAブラジリア出張所に10月7日に着任した片岡龍之介さん(28、東京都)を1日、オンラインで取材した。「ブラジルとの国際協力を考える時、日系社会の存在感の強さは常に念頭に置かねばと思っています」と述べた。  上智大学ポルトガル語学科在学中に1年間、ポルト・アレグレに留学。同大学院時代にも2~3カ月ほど聖州クーニャ市などで防 ...

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