2020年12月10日の記事一覧

《ブラジル》風力、バイオマスなどの新電力=23年までの入札日程発表

 鉱山動力省が2021~23年の電力関係の入札日程を決定し、8日付連邦官報に掲載した。  全国接続システム(SIN)を使って全国に電力を供給するための入札で、新世代エネルギーを増やす事なども念頭に置かれている。  新世代エネルギーには風力発電やバイオマス発電、太陽光発電が含まれる。また、小型の水力発電所からの電力供給も期待されて ...

続きを読む »

《ブラジル》ミナス州バス事故は死者19人に=ブレーキ故障で後ろ向きに転落?

 【既報関連】ミナス・ジェライス州で4日に発生したバス転落事故は、死者が19人に増え、空軍機などで移送された遺体の埋葬も行われた。行方をくらましていた運転手が7日に警察に出頭した事で、現場の再現作業なども可能になったため、事故原因の捜査も進展する見込みだ。  転落事故が発生したのは、ミナス州中央部ジョアン・モンレヴァデを走る国道 ...

続きを読む »

《ブラジル》来年も非常事態財政継続か?=ゲデス難色示すも継続望む声強く=年末までの下院の動きに注目

ゲデス経済相(Fabio Rodrigues Pozzebom)  2021年の国家財政に関し、パウロ・ゲデス経済相は例年どおりの財政運営を期待している。だが経済専門家たちは軒並み、新型コロナウイルスのパンデミックが収束を見ていないことで、非常事態(カラミティ)宣言の延長が必要」と見ており、「戦争財政」とも言われる今の歳出多寡に ...

続きを読む »

《ブラジル》コロナ患者からスーパー耐性菌発見=パンデミックの陰で流行の恐れ=半数が90日以内に死亡、致死率39%

 新型コロナの感染再拡大やワクチン問題に注目が集まる中、国家衛生監督庁(ANVISA)が7日、ブラジルでもスーパー耐性菌が発見されたと警告を発したと8日付BBCブラジルなど多くの現地サイトが報じた。  あらゆる薬剤に耐性を持つ可能性があるスーパー(超多剤)耐性菌のカンジダ・アウリスの存在確認は、「Superfungo」などの見出 ...

続きを読む »

《ブラジル》「JL作戦判事」モロがオデブレヒト弁護?=国際犯罪容疑者の擁護も=印象一転で波紋

セルジオ・モロ氏(Fabio Rodrigues Pozzebom)  ラヴァ・ジャット作戦判事として名をあげて一時は国民的英雄となり、ボルソナロ政権で法相まで務めたセルジオ・モロ氏。弁護士になってからは、逮捕歴もあるイスラエルの富豪の擁護をはじめ、かつて自分が裁いたオデブレヒト社の弁護もする事務所に所属を決めたことで、大きな波 ...

続きを読む »

《ブラジル》結婚件数が4年連続減少=南東部や若年層で減る

 ブラジルでは4年連続で結婚件数が減少していることがわかったと、9日付現地サイトが報じている。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について

続きを読む »

《ブラジル》検査キットの期限延長承認=700万回分以上の廃棄処分回避

 【既報関連】国家衛生監督庁(ANVISA)が9日、サンパウロ州グアルーリョス市に保管されている新型コロナの検査キットの使用期限を4カ月間延長する事を認める判断を下したと9日付現地サイトが報じた。  この判断は保健省の要請に応えたもので、今月から来年1~3月に使用期限を迎える検査キット700万回分以上が、少なくとも一時的に廃棄処 ...

続きを読む »

東西南北

 8日午後、サンパウロ市で強い雨が降り、各地で水害が相次いだ。16時50分の時点で市内では20カ所で冠水が起き、11の通りが通行不能となった。また、18時10分までに倒木の通報が122件も入った。被害がひどかったのは西部で、ラッパ、リモン、バラ・フンダなどで水浸しの道や大木が倒れた光景が見られた。また、CPTM8号線も部分的に運 ...

続きを読む »

高知=鰹のタタキでクリスマス祝って=名物姿寿司や鯛の姿蒸しも

「高知料理祭り」

 ブラジル高知県人会(片山アルナンド会長)は、クリスマス前日の12月24日に「クリスマス高知料理祭り」で日本食販売を行うことを発表した。  このイベントでは、同県人会名物「鰹のたたき」や、野菜を混ぜて味付けをしたおからを詰めて蒸した「鯛の姿蒸し」「白身魚の姿寿司」「寿司35個セット」「コステラの味噌焼き」「桜餅」などが販売される ...

続きを読む »

コロナに負けず料理店開店=七転び八起きのレバノン移民

フセインさん(左)とアブドゥルさん

 「この店のエスフィッハの味はシリア本国と同じです」。今年8月にオープンしたレバノン人移民のフセイン・アリナリさん(54、タイベ生まれ)がひらいたアラブ料理店『エスフィッハ・タイバット』(Rua Triassú, 335-Perdizes)をひいきにするのは、シリア戦争を逃れてブラジルに来て6年になるアブドゥルバセット・ジャロー ...

続きを読む »