サンパウロ州=IPVAの支払期日迫る=割引付と初回分割9日から

 サンパウロ州では2018年から「自動車所有税」(IPVA)の支払期日の通知を郵送していない中、割引付の一括払いと、1回目の分割分の支払期日が迫っており、「車を持っている人は支払いを忘れないように」との警告が流れている。
 IPVAは「3%の割引付の一括払い」「割引なしの一括払い」「3回の分割払い」という3通りの支払い方法がある。
 ナンバープレートの末尾番号が1の車(乗用車や軽量商用車、バス、バイクまたはそれに準ずる車)は、割引付一括払いと1回目の分割分の支払期日が1月9日、割引なしの一括払いと2回目の分割分の期日が2月11日、3回目の分割分の期日が3月11日となっている。
 それ以外の末尾番号の場合の支払期日は別表参照。トラックは割引付一括払いだけが1月で、初回分割分は3月など、期日が異なる。
 IPVAの金額は、聖州財務局のサイトhttps://www.ipva.fazenda.sp.gov.br/IPVANET_Consulta/Consulta.aspxやインターネット、銀行の窓口や自動預け払い機(ATM)で調べられる。
 IPVAの払い込み伝票は同じサイトから印刷できるが、大半の銀行やロッテリカでは、自動車の国家登録番号(Renavam)があれば、伝票がなくても受け付けてくれる。
 支払期日に遅れた場合は、1日0・33%の罰金と、経済基本金利(Selic)に応じた利息を支払わねばならない。60日以上遅れた場合の罰金は、IPVAの金額の20%となる。
 なお、ボルソナロ政権が徴収停止を決めた自動車の第3者損害賠償責任義務保険(DPVAT)は、最高裁の暫定令により、今年も徴収されることになった。