《ブラジル》人気司会者のアナ・マリア・ブラガが肺ガン 長寿番組期間中に3度目

 グローボ局の朝の名物番組「マイス・ヴォセ」の司会者、アナ・マリア・ブラガ(70)が、27日の番組の最後に、自身が肺ガンの治療をはじめたことを告白した。

 アナは番組の最後に、過去に2度ガンを患って、支援を受けたことに触れ、「視聴者の皆さんには過去2度、大きな力をいただいた。ひとつは手術、もうひとつは放射能治療でなおった」と語った。

 アナは続けて「でも、今回また新しいガンが肺にできたの」と語った。さらに「残念なことに、今回新しく肺にできたガンは手術や放射能治療では利かないらしく、免疫治療を伴った化学治療になるの」と語った。

 アナによると、癌が見つかったのは今年のはじめで、1月24日から既に、新たなガンの治療をはじめているという。

 「次の治療がいつ始まるかは未定ですが、みなさんとは来月の2月7日まではお目にかかれるはずです」とアナは語った。それ以後は、休暇をとることになっている。

 「マイス・ヴォセ」は1999年にはじまり、今年で22年目を迎える。アナはその間、20001年に大腸ガンを罹患。このときは番組を3カ月間休止して、化学療法を受けた後、放射能療法を受けている。

 2015年には初期の肺ガンを罹患。このときは化学療法を行い、長い番組離脱は行わなかった。

 彼女はこの番組がはじまる以前の1991年にも皮膚ガンの経験がある。(27日付G1サイトより)