大使館=新年会と叙勲伝達式行う=「スポーツで日伯交流促進を」

山田大使と叙勲受章者(大使館提供)

 在ブラジル日本国大使館(山田彰特命全権大使)は、新年会と令和元年秋の叙勲の伝達式を1月23日、大使公邸で行った。日系団体関係者や政府関係者ら約320人が出席した。

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 山田大使はあいさつで「今年は日伯外交関係125周年、在日ブラジル人コミュニティ30周年にあたる。昨年のアマゾン移住90周年など様々な機会に全伯日系社会を訪問してきた。今後も日系社会との関係を大切にしたい」と述べた。

 また「旧年はボルソナロ大統領が2度訪日し、安倍首相とも3度首脳会談を行うなど両国間で交流があった。東京五輪が開催される今年も、スポーツなどあらゆる分野で日伯交流を活発にしたい」と抱負を語った。

 令和元年秋の叙勲で、大使館管内から受章した栗木千代子氏(瑞宝双光章)、オジビ・テイシェイラ・ジ・カルバーリョ・フィリョ氏(旭日双光章)、ジャジール・マツイ氏(旭日双光章)に関して、山田大使が功績を振り返り、出席した栗木、カルバリョ2氏に勲記と勲章を授与した。

 

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 山田彰駐ブラジル特命全権大使は、23日に大使館公邸で行われた新年会のあいさつで、東京五輪に触れ「ブラジルの活躍を期待している。現在五輪の予選が行われているサッカーについて、ブラジル男子代表が2連勝の好成績を収めている。南米で私ほど熱心に任国代表を応援している日本大使はいないと思う。ブラジル代表には私がブラジリアから念を送っているので、ブラジル代表は五輪出場権を獲得すると確信している」と熱い応援の言葉を贈った。山田大使の後押しを受けたブラジルには、東京五輪でも活躍し、夢の「決勝戦・日伯対決」を見せてほしいところ。