東西南北

 サンパウロ州の大雨はもう去ったが、10日の大雨で、チエテ川の下流域の市では、氾濫が起きたところが少なくないという。これは上流で降った雨が全部集まって流れ込むためで、ピラポーラ・デ・ボン・ジェズスやサウトといった市では、水害で住処を失った人も多い。前者に至っては120人ほどが避難所生活を強いられているという。また、サンパウロ市ピニェイロス川沿いにある自転車道(CPTM9号線でいえば、ヴィラ・オリンピア~ヴィラ・ロボス駅間)は、10日の氾濫で修復作業が必要となり、しばしの間、使用禁止となった。こうした爪痕からの早めの復旧を祈るばかりだ。
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 南マット・グロッソ州マトゥパーで12日、男性が右腕を切り落とされて亡くなるというショッキングな事件が起きた。この男性はアラブ系企業家のファイサル・イブラヒム・アブドゥラマン・ヨウネス氏(49)だ。警察はファイサル氏の義父による犯行とみて捜査しているが、義父は逃走中だ。ファイサル氏と妻は11日夜、子供を病院に連れて行ったが、夫が暴行を加えたため、妻が父親に迎えにきてと頼んだところ、ファイサル氏と父親(義父)が喧嘩になり、大型ナイフで切りつけてしまったという。
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 サッカーのリベルタドーレス杯の予選ラウンドで12日、コリンチャンスは本拠地イタケーラで、グアラニー(パラグアイ)に2―1で勝ったが、予選落ちとなった。先週行われた敵地戦との合計では2―2だが、敵地ゴールの差でグアラニーに軍配があがった。コリンチャンスにとってはリ杯のない淋しい1年となった。