東西南北

 17日のセアラー州でのシジ・ゴメス氏銃撃事件は即座に全国的な注目を集めた。以来、入院中のシジ氏へ数多くの激励が送られているが、こうした時でも政治的敵対心を抑えられないのが、ボウソナロ大統領三男のエドゥアルド下議。事件後まもなく、エドゥアルド氏は「シジ氏は軍警のストを制御できるだけの知性を持っていなかった」とのツイートを行い、すぐに削除した。ただ、その後にネット上で「シジ逮捕されろ」のハッシュタグがあがると、自身も参加した。18年の大統領選では自身の父がナイフで刺されたが、「デジタル・ミリシア」の異名も取る同氏にとっては、それで政敵に同情を寄せる感情はないようだ。
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 がんの治療で8回にわたる化学治療を終えたばかりのサンパウロ市のブルーノ・コーヴァス市長について、担当医師団が19日、「悪性腫瘍は消えた」と発表した。がん細胞が完全に消えたかどうかを調べるための生体組織診断はこれからだが、そちらの検査の結果は来週中に出るとのことだ。こちらの結果も気になるところだが、治療中、職務に大きな穴を開けずに化学治療をやりきり、ここまで回復したことは立派のひとことだ。
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 いよいよ、今夜からサンパウロ市カーニバルのアニェンビでのSPグループのデスフィーレ(パレード)がはじまる。予報だと、サンパウロ市では今日は40ミリの降雨があるとか。サンパウロ市カーニバルのデスフィーレは雨期に開催ゆえか、毎年のように雨が降り、暴風雨で力を発揮できないエスコーラまで生まれたことがある。今年も同じようなドラマが生まれるのだろうか。