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サンパウロ大都市圏=ドライブスルーで予防接種=高齢者対策として高評価

 新型コロナウイルスの感染拡大で前倒しされたインフルエンザの予防接種が23日から行われているが、外出自粛令発令中のサンパウロ州では、サンパウロ大都市圏だけで少なくとも14の自治体がドライブスルーでの対応を行い、好評を得ていると26日付現地紙などが報じている。 
 23日からの予防接種は60歳以上の高齢者と医療関係者が対象で、サンパウロ市の場合、西部29カ所、北部22カ所など、約60カ所でドライブスルーでの対応を行った。 
 通常の予防接種は保健所(UBS)などの閉鎖空間で行われるが、ドライブスルーだと、車の窓越しか、扉を開けるだけで接種を受けられるため、車から降りなくてよい。これにより、閉め切った場所で長時間待つ必要がなくなるし、最低限の人との接触で済むため、新型コロナウイルスに感染するリスクも減らすことができる。また、UBSなどでは、警備員や職員が、間隔をあけて並ぶよう、指示を出し、直接の接触を避ける工夫を行っている。 
 インフルエンザの予防接種は新型コロナウイルスへの感染予防にはならないが、風邪の重症化を避け、新型ウイルス感染時にも診断を容易にできるという利点がある。 
 サンパウロ市では、インフルエンザの予防接種初日(23日)に35万8千人が予防接種を受けた。内訳は、南東部8万4千人、北部7万3200人、東部6万7千人、南部6万4千人、西部5万8300人、中央部1万2100人となっている。   
 サンパウロ市での予防接種は、UBS468カ所、市立校450カ所、住民協会などの団体600カ所でも受けることが可能だ。   

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