コロナ感染=ついに東洋街でも犠牲者=食材店「東亜」店主が死亡

感染者が出たことから4日午後5時過ぎ、リベルダーデ日本広場からガルボン・ブエノ街一帯が市衛生局によって消毒された

 サンパウロ市役所関係者によれば、リベルダーデ日本広場にある台湾系の食材店「東亜食品公司」の店主が、コロナウイスル感染症の悪化により、4日(土)に亡くなった。
 フランスから帰国した店主の従兄弟が感染者だったらしく、2週間の検疫期間を置かずに、彼の歓迎会を店主のシャッカラ(別荘)で開催し、12家族が集まった。そこから感染者が広まったと見られている。

 食材店「東亜」の店主と同じアパート(リベルダーデ大通り)に住む高齢の日本人女性は、「東亜の店主が亡くなったと聞いて、本当にビックリした。怖くて外も歩けません」と語っている。