東西南北

 4日夜放送のグローボ局のニュース「ジョルナナル・ナシオナル(JN)」でキャスターのウィリアム・ボーネルが、保健省のコロナウイルスに関する公式報告が2日続けて遅れたことに苦言を呈した。マンデッタ保健相の頃の公式報告は午後4~5時だったのに、タイシ保健相の時には6~7時になり、最近は、3日が午後10時、4日も午後9時前とさらにずれ込んでいた。医療経験者がほとんどいない、軍人で固められた現在の保健省幹部のずさんさを示す一例ともいわれる。JNは国民への影響力の最も大きなニュース番組。「JNで最新の死者数などを批判されるのが怖いのでは」との声もちらほら。
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 五輪でも活躍した女子バレーの元代表選手アナ・パウラが3日、人種差別的ツイートをしたとして物議を醸した。現在は米国在住の彼女が、「(米国の)人口の12%だけなのに、黒人による強盗が55%、殺人者の62%を占めるのはなぜ」と発言したのだ。だが、「なぜそうなるかの社会的な背景への配慮が足りない」との強い批判が、英語やポルトガル語で多数返された。フロイド氏が白人警官によって圧死した直後も、「暴力事件は全ての人種で起きている」と書いて物議を醸したが、米国でもブラジルでもまずい一言か。
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 ボウソナロ大統領が5日、連邦政府が初めて建設した臨時病院の開設式のためにゴイアス州を訪問し、足を滑らせて膝をついた。反大統領派はこの映像に「政権が倒れる」の意味もある「ボウソナロ・カイウ(倒れた)」とのコメントをつけて投稿。ツイッター上の人気キーワードとなった。