ホーム | ブラジル国内ニュース | 《ブラジル》売れ残りの食べ物の寄付認める=貧困者やホームレス援助の意味で

《ブラジル》売れ残りの食べ物の寄付認める=貧困者やホームレス援助の意味で

サンパウロ市の高架下に住み着いた路上生活者(Fernanda Carvalho/Fotos Publicas)

 ボウソナロ大統領が24日未明、バールやレストランなどが客に供するために用意したが、売れ残った食べ物を寄付するというプロジェクトを承認し、同日付連邦官報に掲載した。
 寄付の対象となる食べ物は、賞味期限内でまだ傷んでいない事、包装などの衛生基準を満たしている事などが条件で、傷んだ物を故意に与えた事が明らかになった場合には懲罰の対象となる。
 また、寄贈する場合の対象者は、貧困者や、生活基盤がないホームレスのような人などとなっている。バールなどが寄付する食べ物は、対象となる人達に直接渡す事も、社会福祉団体や政府関係の機関に取り次ぎを依頼する事も出来る。

 コロナ禍に伴う外出自粛などで、バールやレストランはデリバリーやテイクアウトのみの営業を強いられているところが多い。また、営業が再開された後も、来客用のアルコールを用意する事や常に清掃・消毒を心掛ける事の他、社会的な距離を維持するためにテーブル同士の間隔をあけたり、店内に入れる客を制限したりする事が要求されるため、パンデミック前の状態に戻るのはかなり先の事になりそうだ。(24日付G1サイトより)

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 《サンパウロ》サッカー州選手権が22日再開=決勝戦開催は8月8日に2020年7月9日 《サンパウロ》サッカー州選手権が22日再開=決勝戦開催は8月8日に  サンパウロ州政府は8日午後に記者会見し、サッカーのサンパウロ州選手権を22日から再開することを発表した。8日付現地サイトが報じている。  今回の再開の発表は、州政府とサンパウロ州サッカー連盟(FPF)が共同で行ったもの。同選手権はコロナウイルスの感染拡大を受け、3月 […]
  • ■訃報■元サンパウロ新聞デスク 笹井宏次朗さんが死去2020年4月14日 ■訃報■元サンパウロ新聞デスク 笹井宏次朗さんが死去  サンパウロ新聞元編集次長(デスク)で、ジャーナリストの笹井宏次朗(ささい・こうじろう)さんが9日午後6時ごろ、胃ガン手術後の出血多量により、入院先のサンパウロ市内病院で亡くなった。享年67。東京都出身。  笹井さんは1980年に渡伯。同年から2002年6月までサンパ […]
  • パラナ州ロンドリーナ市編=自粛生活の心がけを聞く「コロナより空襲の方が怖かった」2020年6月9日 パラナ州ロンドリーナ市編=自粛生活の心がけを聞く「コロナより空襲の方が怖かった」  「コロナに対する怖さは、戦時中の日本での生活に比べたら平気です。いつ爆弾が降るかわからないあの恐怖は、言葉で表せません。それでも、この自粛生活はストレスが溜まりますね」―大戦中を熊本県で過ごした帰伯二世、パラナ州ロンドリーナ市在住の汎熊本県人会元会長中川芳則さん(92 […]
  • コロナ感染=ついに東洋街でも犠牲者=食材店「東亜」店主が死亡2020年4月8日 コロナ感染=ついに東洋街でも犠牲者=食材店「東亜」店主が死亡  サンパウロ市役所関係者によれば、リベルダーデ日本広場にある台湾系の食材店「東亜食品公司」の店主が、コロナウイスル感染症の悪化により、4日(土)に亡くなった。  フランスから帰国した店主の従兄弟が感染者だったらしく、2週間の検疫期間を置かずに、彼の歓迎会を店主のシャッ […]
  • 《ブラジル大統領》陽性発表後にクロロキン宣伝動画=「だいぶ良くなった」=こりないパフォーマンス2020年7月9日 《ブラジル大統領》陽性発表後にクロロキン宣伝動画=「だいぶ良くなった」=こりないパフォーマンス  「ヒドロキシクロロキンを飲んでいるから、だいぶ良くなった。うまくいってるよ」―大統領は7日晩、かねてからコロナ治療薬として強く勧めているヒドロキシクロロキンを自ら飲む宣伝的動画を配信し、これまでと変わらない姿勢をアピールしている。8日付現地紙が報じている。  ボウソ […]