大使館=日本語教材や漫画を贈与=直轄区の言語センターへ

左からカストロ・パラノア地区教育調整官、リマ副校長、山田大使(大使館サイトより)

左からカストロ・パラノア地区教育調整官、リマ副校長、山田大使(大使館サイトより)

 在ブラジル日本国大使館(山田彰大使)は8月4日、ブラジリア連邦直轄区立言語センター(CIL)のパラノア校に、日本から届いた日本語教材や漫画の贈与を行った。
 山田大使は「これだけの日本教材や漫画を持つ公立教育施設はブラジルには無いのでは」と述べ、「漫画で楽しみながら日本語や文化を学んでいただきたい」と挨拶した。
 贈与にはサラ・ホベルタ・フェフェイラ・リマ副校長とイザッキ・アギアール・ジ・カストロ・パラノア地区教育調整官が立ち会い、感謝の言葉が伝えられた。
 18年にパラノア校で新たに日本語教室が新設されたことから、同年の3月8日に「草の根文化無償資金協力」から日本語学習環境設備への支援として資金協力を行うことが決定され、今回実施された。
 署名式にはブラジリア大学日本語学科アリセ・ジョウコウ教授や、日本語コースの教師や生徒も出席したほか、TVグローボからの取材を受けるなど話題となっていた。