東西南北

 先週の後半から冷え込みの厳しいサンパウロ州。22日にはサンパウロ市セントロでは気温が8・3度まで下がり、路上生活者が遺体で発見との報道も。先週は南部州で雪が降り、「サンパウロ州でも雪が降るのでは?」と噂話をする人も。今週は日中の気温が20度を超えるとの予報が出ており、降雪はなさそうだ。それでも、朝夕の冷え込みがきつい状態は続き、25日は午前中の予想最低気温が7度まで下がるとの予報も出ている。26日にようやく、最低気温が11度になるとのこと。27日から週末にかけては逆に最高気温が25度を超える日が続くようなので、寒暖差で体調を壊さないよう、気をつけたいところ。
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 23日のサッカー、欧州でのチャンピオンズ・リーグ決勝戦はバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)がPSG(フランス)を1―0で破り、7年ぶりの優勝を飾った。バルセロナ時代以来となる欧州一を狙っていたネイマールは号泣。タイトル獲得は来年以降に持ち越された。国内の全国選手権では、サンパウロ市アリアンツ・パルケでの伝統カードで、パルメイラスがサントスを2―1で突き放した。サンパウロは敵地ペルナンブコ州レシフェでのスポルチ戦を1―0で勝利している。
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 ジョアン・ドリア・サンパウロ州知事は21日、新型コロナ感染を確認するPCR検査が陰性になったことを明らかにした。同知事は12日にコロナへの感染が判明し、隔離生活に入っていたが、22日から通常通りの仕事に復帰した。同知事は60代前半でリスクは比較的高かったが、大事に至らなかったようでよかった。