東西南北

 ダッタフォーリャが24日に発表したサンパウロ市市長選の世論調査によると、セウソ・ルッソマノ氏が29%でトップに立った。同氏は2012年、16年の市長選でもキャンペーン直前までトップで、そのときはいずれも31%あったという。だが、その両年共、同氏は3位に終わっている。現職のブルーノ・コーヴァス市長は20%で2位。ギリェルメ・ボウロス氏とマルシオ・フランサ氏が9%と8%で左派票を争っている。拒絶率はコーヴァス市長が31%と最も高く、共に支持率が1%ずつと低かったレヴィ・フィデリックス氏とジョイセ・ハッセルマン氏が各々、30%と28%で続いている。選挙運動でこれらの数字がどう変わっていくか?
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 そのサンパウロ市市長選に関して23日、政党ノーヴォは同党の同市市長候補のフィリペ・サバラー氏の党員資格を一時的に停止すると発表した。同党の倫理委員会が決めたことだというが、その理由は明らかにされていない。サバラー氏はここまで、世論調査で1%程度の支持を受けていた。26日が候補者の最終締切なので、党員資格停止処分がそれまでに解除されなければ出馬できない。サバラ―氏は「党首からの迫害行為」と主張するが、真相は?
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 23日のサッカーのリベルタドーレス杯、パルメイラスは敵地パラグアイでのグアラニー戦を0対0で引き分けたが、グループBの首位は保った。ポルト・アレグレでの伝統カード「グレナル」が実現したグレミオ対インテルナシオナル戦は、1対0でグレミオが勝利した。グループEはインテルが首位、グレミオが2位で追っている。