宮城埼玉東京の屋台祭り=県人会連帯して500食超え=「皆で協力して盛り上げよう!」

入り口に集まった関係者ら

入り口に集まった関係者ら

 宮城県人会(上利エジガー会長)、埼玉県人会(吉田章則会長)、東京都友会(鈴木ワグネル会長)の3県人会が協力して9月12日に「ドライブスルー屋台祭り」を宮城県人会館で開催した。「コロナ禍でどこの県人会も大変ですが、皆が協力したら成功することを改めて感じました。他の県人会でも人手が足りないとこは、ぜひお手伝いしますよ!」――埼玉の吉田会長は、額の汗を拭いながらそう語った。

 当日はカレーパンやアメリカンドッグ、コーヒーゼリーなど多種多様な8種類の食べ物が555食販売された。
 同祭の会場を貸し出した宮城の上利エジガー会長は、「宮城県人会はこの災禍前はサロンを貸し出すことで稼いでいましたが、コロナで赤字続き。現在、構想中ですが当会も11月に何かの祭りを行おうと考えています。今日以上に盛り上がるよう頑張りたいです」と意気込みを語る。

カツサンドを作る皆さん

カツサンドを作る皆さん

 同祭には、群馬県人会の磯白田ネウザ会長も手伝いに参加しており、吉田会長同様に他県人会の手伝いも行うという。「この災禍で高齢者が例年のようにお手伝いをできないことから人手が足りずイベント開催の踏ん切りがつかない県人会も多いと思います。そういう所も気軽にご連絡ください。こんな時こそ皆で協力して県人会を盛り上げましょう」と力強く語る。
 ボランティアとして参加した東京都友会のホンダ・スージー・サチエさんは「災禍でなかなか皆さんと会えず寂しい気持ちでした。今回は予想以上に盛り上がったので本当によかったです。改めて県人会の団結力を実感しました」と気持ちを述べる。
 東京都友会の鈴木ワグネル会長と同じくHOSS建設に勤務するオオハシ・フジタ・プリシラ・アヤさんは「この災禍でどこも大変ですが、今迄以上に団結が強くなっていると感じました。また、所属の県人会関係無く困っているところは手伝って盛り上げたいと思います」と笑顔で語る。
 今回の収益は全額、児童福祉施設ラ・サント・アントニオ(lar santo antonio educacao e assistencia social)へ10月11日に寄付をする予定。

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