《ブラジル》カルデラノが1千試合達成=国際卓球連盟の大会初日で

1千試合目をストレートで勝ち、歓喜するカルデラノ(Divulgacao/CBTM)

 中国河南省で19~22日開催の国際卓球連盟主催のITTFファイナルズ初日に、リオ出身のウーゴ・カルデラノ(24)が国際戦1千試合を達成した。同大会には世界ランキング20位までの選手16人が参加している。
 世界ランキング6位のウーゴは19日に同ランキング15位のリアム・ピッチフォード(英国)と対戦。1千試合目はセットカウント4対0で完勝し、751回目の勝利を記録した。1001試合目の20日は準々決勝で世界ランキング1位のファン・ジェンドン(中国)と対戦。健闘空しく、セットカウント1対4で敗れた。

 ウーゴの国際試合初参加は2009年で、今回の大会は122回目の国際大会となる。ITTFファイナルズへの参加は3大会連続だ。ファイナルズでの最高成績は18年の準決勝進出だ。
 この時は準々決勝で当時も世界一だったファン・ジェンドンにセットカウント4対2で勝ったが、準決勝では同大会で優勝した中田智和にセットカウント4対0で敗れた。
 カルデラノはこの大会後、25~29日にマカオで開かれる国際大会に参加する。マカオでの大会には、サンパウロ出身で世界ランキング44位のグスタヴォ・ツボイも参加する事になっている。(18~19日付アジェンシア・ブラジル、19日付スルト・オリンピコ、20日付トリブナド・ノルテより)