2021年4月8日の記事一覧

《サンパウロ州》予防接種会場で食品寄付募る=失業などで苦しむ人々支援のため

 新型コロナの感染再燃で失業率の上昇や所得の減少といった影響が広がる中、サンパウロ州政府が、「ヴァシーナ・コントラ・フォーメ(飢餓対策ワクチン)」というキャンペーンを始めた。  5日に始まったキャンペーンは、新型コロナのワクチン接種会場で、貧困家庭への食料品を集めるというもので、4日現在で、全州645市の内、少なくとも389市が ...

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《ブラジル》コロナ死者、初の4千人超え!!!=世界最悪5千人突破の懸念も=米ファウチ博士「ロックダウンを」=大統領「家にいたら太るだけ」

 6日、ブラジルでのコロナウイルスによる死者が初の4千人台となる4211人(メディアの集計。保健省の統計では4195人)に達し、最多記録を更新した。専門家たちからは5千人台に達しうるとの懸念の声も出ているが、ボルソナロ大統領の事態を軽視する言動はなおも続いている。7日付現地紙、サイトが報じている。  今回の4211人という数字は ...

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《ブラジル》入札週間第1弾で22空港の入札成立=連邦政府は33億レ確保=想定額を大幅に上回る好成績

7日の開札の様子(Ministerio da Infraestrutura)  インフラ省が統括して行う入札週間が始まり、第1弾となる22空港の運営権に関する開札では全3ブロックの入札が成立し、連邦政府が33億レアルを確保と7日付現地サイトが報じた。ブラジルの将来的な経済動向を、市場がどう先読みしているのかを占うものとして注目さ ...

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《サンパウロ州》コロナ予防接種=67歳は14日、65~66歳は21日から

 サンパウロ州保健局は7日、コロナウイルスの新たな接種スケジュールを発表し、65歳から67歳を接種対象に加えた。7日付現地サイトが報じている。  サンパウロ州ではこれまで、4月2日からが68歳(約34万人)、5日からが警察官や市警備隊員などの治安のプロや刑務所職員(約18万5千人)、12日からが47歳以上の教職員(約35万人)の ...

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《ブラジル》「ボサノバの神様」未亡人家賃未払いで立ち退きへ=夫が最後過ごした高級アパートから

 リオ地裁は6日、ボサノバの生みの親の一人として国際的に知られるジョアン・ジルベルトの未亡人に対し、ジョアンが最期の時期を過ごしたアパートからの立ち退き命令を下した。6、7日付伯字紙、サイトが報じている。  リオ地裁のパウロ・ロベルト・カンポス・フラゴーゾ判事によると、リオ市レブロン区カルロス・ゴエス街にある、ジョアンが最期の時 ...

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《ブラジル》ペトロブラス5月1日から天然ガス値上げ=利用者は少ないが影響は全体に

価格値上げによる影響について報じる6日付G1サイトの記事の一部  ペトロブラス社が5日、5月1日から天然ガスの価格を39%値上げすると発表し、影響が懸念されていると6日付現地サイトなどが報じた。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について

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東西南北

 サンパウロ市では5日から、市立校の教職員を対象としたPCRテストを行っている。同市教育局によると、5日だけで2万人がテストを受けたという。そのため、初日の5日には検査の数が足りなくなったり、長蛇の列ができて3密が発生したりしたが、6日には、回廊部分に間隔をあけて椅子を並べ、順番に座らせるなどの工夫を凝らして、密を作るのを避けた ...

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特別寄稿=「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて(仮訳)=防衛省防衛政策局次長 野口泰

 約3年間のブラジル・サンパウロでの勤務を終えて帰国したのち、昨年8月より防衛省での勤務を開始したが、そこで目の当たりにしたのは、我が国が置かれている厳しさと不確実性を増す安全保障環境である。  北朝鮮は核・ミサイル開発を継続しており、2020年10月10日の軍事パレードで新型のICBM級弾道ミサイルやSLBMの可能性があるもの ...

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本紙への支援を東京で要請=下地議員らが5カ所を行脚=笹川堯氏など日系社会理解者へ

左から下地議員、林理事長、笹川堯氏、輿石東京支社長(霞が関ビル13階)

 南米日系社会への支援を続ける下地幹郎(しもじ みきお)衆議院議員、「ニッケイ新聞を応援する会」を代表して林隆春氏(一般社団法人日本海外協会理事長)、輿石信男東京支社長が4月7日、日系社会と縁がある東京の5カ所を訪問し、本紙からの「寄付および広告出稿等支援の請願書」を手渡し、趣旨を説明しながら支援を要請した。  最初に、以前から ...

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五輪=聖火リレーにブラジル人参加=「日伯友好」胸に入魂の走り

担当するコース完走し、想いを語る野口さん(群馬県1日目 デイリーハイライト映像より)

 東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて3月25日に福島県から始まった聖火リレー。47都道府県を繋いでいく中、現時点で2人のブラジル人ランナーが参加している。  3月29日に、栃木県鹿沼市内のコースを走り、日本で聖火を持つ初めてのブラジル人となったエドゥアルド・ラガレス・ド・ナシメントさん(34歳)と、30日に群馬県大泉町 ...

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