2021年4月17日の記事一覧

《サンパウロ州》銀行強盗が使ったガスボンベ=コロナの患者対応の病院に寄贈

コロナ感染症患者達がいる病院に寄贈されたガスボンベ(13日付G1サイトの記事の一部  サンパウロ州市警が裁判所の許可を得て、犯罪捜査で押収した資材の一部を新型コロナ感染症の患者に対応している三つの病院に寄贈した。その中には銀行襲撃などに使われたガスボンベ24本も含まれており、肺の機能が落ちた患者への酸素の供給用に使われる。 コン ...

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《ブラジル》ルーラ氏大統領選出馬が正式可能に=最高裁投票8対3で決定=ボルソナロは平静を装う

ルーラ(Daniel Mello)  15日に最高裁で、エジソン・ファキン判事がルーラ元大統領に対するラヴァ・ジャット(LJ)裁判の判決を無効化した仮判断に関する全体審理が行われ、8対3で仮判断が支持された。これによって、現状ではフィッシャ・リンパ(犯罪歴なし)となったため、ルーラ氏は2022年の大統領選への出馬が正式に可能とな ...

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《ブラジル》ボルソナロはコロナ禍悪化の世界的脅威?!=アルゼンチンで批判集会=『サイエンス』誌も厳しく指弾

 【既報関連】連邦政府の新型コロナ対策に関連し、上院が議会調査委員会(CPI)の開設を宣言し、正副委員長や報告官を選出しているが、ボルソナロ大統領によるコロナ関連の言動や対策を問題視する動きは国内だけに止まらず、権威ある国際誌などによる批判や、隣国アルゼンチンでの大統領を名指しにした抗議行動なども起きたと15、16日付伯字紙、サ ...

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《サンパウロ州》18日から商業活動再開=レストランや美容院は24日

 サンパウロ州政府は16日、外出自粛規制を見直し、18日からはショッピングセンターや商店街の営業、教会などでの集会開催、24日からはレストランやジム、美容室の営業再開を認めるという2段階での規制緩和を行うことを発表した。16日付現地サイトが報じている。  今回の規制段階は「移行レベル(fase de transicao)」と名付 ...

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《サンパウロ州》州立校教職員の感染率=一般市民の約3倍の高さ

 基礎教育部門を中心に対面授業の重要性が問われ、収容人数の35%に限って対面授業を行うなどの方針を打ち出している州が多い中、サンパウロ州の公立校教職員は一般市民より新型コロナの感染率が高い事が分かったと15日付アジェンシア・ブラジルが報じた。  州立校の関係者が2月7日~3月6日に299校から得たデータによると、州立校の教職員の ...

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《ブラジル》人工呼吸器の必需薬品セットを企業家が寄贈=数日分のみ、逼迫状況は続く

 サンパウロ州内の病院などで不足して問題となっていた、人工呼吸器装着時に必要な薬品類のセット(kit  intubacao)が15日、中国からグアルーリョス国際空港に到着した。だが、サンパウロ州への配布分は数日分のみなど、薬品不足が解決されるめどはたっていない。16日付現地紙が報じている。  これは、人工呼吸器などを装着する際に ...

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東西南北

 サンパウロ州で13日、インフルエンザの予防接種を受けに来た人に、コロナワクチンを誤って接種するというミスが発生した。発生したのは内陸部イチラピナ市で、46人がコロナワクチンの接種を受けた。内訳は成人18人に子供28人で、成人のうち2人は妊婦だ。子供へのコロナワクチンの接種は、米国などの例でも示されているように緊急使用許可が必要 ...

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特別寄稿=イランが親日国になった理由=日露戦争勝利と日章丸事件=サンパウロ市在住 酒本恵三

欧米の植民地化からアジアを開放した日露戦争  イランの正式名称は「イラン・イスラム共和国」。場所は、中東と西アジアの境目。 石油資源は埋蔵量3、4位とも言われ、天然ガスは世界1位。イランは実はとても親日国なのです。日本とイランが深い絆を作るきっかけとなった、戦後のある出来事についてご紹介します。教科書では、あまり取り上げられてい ...

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友好病院「酸素や薬足りない」=援協医療現場が切迫状態に=会員50人増で滑り出し好調

挨拶する税田会長

 サンパウロ日伯援護協会(税田パウロ清七会長)は3月25日(木)に3月定例役員会を援護協会ビル5階とオンライン会議システムによる混合で開催した。事務局報告では、日伯友好病院やサンミゲルアルカンジョ(SMA)病院でも薬や酸素が足りず切迫した状態になっていると前園事務局長が報告した。  24日付朝6時時点にはSMA病院の人口呼吸器を ...

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楠首席領事「これからも関わり保つ」=5月、カナリア諸島へ転任

ポ語「日本史における国際関係」オンライン講演のバナー

 在サンパウロ日本国総領事館の楠彰首席領事(60、福岡県)が5月4日から、大西洋のモロッコ沖にあるスペイン領カナリア諸島の領事事務所に転任する事が決まった。オンラインで転任の挨拶を取材した。  「日系社会にはプライベートでも仕事でも大変お世話になりました。ブラジルとの関わりはずっと持ち続けて行きたいです。何か恩返しがしたい」。当 ...

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