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4月 2021の記事一覧

《ブラジル》最高裁が国勢調査実施を命令=政府の予算削除で中止判断を受け

 最高裁のマルコ・アウレリオ・メロ判事が28日、昨年実施されるはずだったのに、コロナ禍のために延期された上、予算が大幅に削減されたために今年も中止となった国勢調査を行うよう、連邦政府に命じたと同日付現地サイトが報じた。  10年に1度行われる国勢調査は、総人口や人口構成、家族構成、所得などの総合的なデータを更新するために不可欠。 ...

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《ブラジル》時短減給による雇用維持策が復活=21年版BEmを公布

 ボルソナロ大統領は26日、コロナ禍での雇用維持策としての時短・減給や一時帰休について定めた暫定令(MP)「雇用と所得維持のための緊急プログラム」(BEm)の2021年版を出し、27日付連邦官報に掲載した。有効期限は120日間だ。27、28日付現地紙、サイトが報じている。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願 ...

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《特別寄稿》55周年の節目を振り返る=同郷者交流から日本文化普及へ=ブラジル日本都道府県人会連合会

 日本では第2次世界大戦後、海外移住が再開されました。それに伴い、移住者を援助し激励するための海外移住家族会が県単位で結成され、1962年、その全国組織の『日本海外移住家族連合会』(略称=家族会)ができました。  1965年9月、サンパウロで開催された第1回南米日系人大会に出席した田中龍夫会長が斡旋し、サンパウロ総領事館を通して ...

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特別寄稿=『菊と刀』は北米日系移民の研究書=恩、義理と人情、恥の文化を再読=サンパウロ市ヴィラカロン在住 毛利律子

 もし、ニッケイ社会の若い世代から、祖国日本の「恥、義理、人情、恩返し」という文化って何ですか、と聞かれたら、どのように答えよう。大いに戸惑い、返事に窮してしまうのではないだろうか。  このような日本固有の文化的価値観を、一人のアメリカ人女性の文化人類学者ルース・ベネディクトが分析し、説明を試みたのが『菊と刀』である。  ルース ...

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春の叙勲=多彩な分野から10人受勲=潮崎夫妻、中矢氏、サアジ氏ら=百周年や教育機関の功労者など

 日本政府は春の叙勲受章者を28日に発表した。ブラジルからは邦人叙勲2人、外国人受勲8人の10人が受勲した。受勲者と功績は次の通り。今回は、移民百周年関連や日系教育機関の功労者などが特に選ばれている。(敬称略) 【在ブラジル日本国大使館推薦叙勲受章者】 〈外国人叙勲〉 ▽ウィリアム・ボス・ウー(52)=旭日小綬章=元伯日友好議員 ...

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文協=文化祭りオンライン開催=「私達を繋ぐハーモニー」

自宅オンライン体験の各キット開催日時

 ブラジル日本文化福祉協会(文協、石川レナト会長)は「私達を繋ぐハーモニー」をテーマに、第15回文化祭りを5月22、23日に開催する。オンラインのライブ配信のほか、自宅で日本文化を楽しめるキット販売やフードデリバリー、茶道体験を企画した。  自宅で日本文化を体験する企画『オンライン体験(Experiências Online)』 ...

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信用をぶち壊す二枚舌やおべっか使い

「死者冒涜」との批判が噴出した写真でもマスク不着用の大統領(Alan Santos/PR)

 バイデン氏主催の気候変動サミットに集まった40カ国の代表は、「30年に違法伐採ゼロ」などというボルソナロ大統領の言葉を歓迎した。  だが、18年の大統領選直後からのボルソナロ氏やその言動を知る人達には、彼の発言は「眉唾」そのもの。サミット参加者でも、本気かと疑いながら聞いた人が多かった事だろう。  サミットで「環境監視団体への ...

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東西南北

 癌の治療でサンパウロ市のシリオ・リバネス病院に入院中のブルーノ・コーヴァス同市市長が、27日にいったん退院した。肺にたまっていた水の除去が成功したためだ。今回の入院は、肝臓や骨への癌の転移だけでなく、肺や腹部で水が見つかるなど、市長にとってはつらいものとなったが、明るくふるまう様子は相変わらず。26日にはツイッターで、献身的な ...

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《ブラジル》コロナ禍CPIが27日に発足=報告官にレナン氏正式就任=まずは非政治的内容と牽制=悪い冗談?大統領長男「密だからダメ」

27日の上院CPI(Jefferson Rudy)  27日、上院でコロナ禍に関する議会調査委員会(CPI)がはじまった。ボルソナロ大統領の一派は直前までレナン・カリェイロス上議(民主運動・MDB)の報告官指名を妨げようとして法廷闘争まで行い、26日には連邦直轄区の裁判所が報告官はおろか、CPIへの参加も差し止める仮判断を下した ...

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《ブラジル》ワクチン不足で2度目の接種中断も=深刻なコロナ禍の中、前保健大臣はマスクなしで買い物「どこでマスク買うの?」ととぼける

 マルセロ・ケイロガ保健相が26日、上院の公聴会で、複数の州で第2回目のコロナワクチンの接種に問題が生じている事やパンデミックの深刻さを認め、マスク着用などの基本的な対策順守の必要を強調したと26日付現地サイトが報じた。  ワクチン接種は新型コロナの感染拡大抑制や経済活動の回復に不可欠とされているが、必要量のワクチン確保や配布、 ...

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