2021年5月20日の記事一覧

《ブラジル》コロナ禍CPIでパズエロ氏沈黙破る=事実と食い違う証言続出=大統領を終始擁護も=マナウスの件で上議ら反発

19日のパズエロ氏(手前)(Edison Rodrgues)  19日、上院でのコロナ禍議会調査委員会(CPI)でエドゥアルド・パズエロ前保健相が証言を行った。今回のCPIの発端ともいえるアマゾナス州マナウスでの医療崩壊の責任を問われている張本人ということもあり、パズエロ氏の証言には最大の注目が集まった。19日付現地サイトが報じ ...

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《ブラジル》環境相自らアマゾン木材密輸に関与?=自然保護機関のはずが=違法伐採業者に便宜も

 連邦警察が19日、不法伐採の木材輸出に関する疑惑に関連した「アクアンドゥバ作戦」を敢行、環境省や国立再生可能天然資源・環境院(Ibama)などの家宅捜査を行ったと同日付現地サイトが報じた。  同作戦はアレッシャンドレ・デ・モラエス最高裁判事の裁量で行われ、35件の家宅捜査令状を手にした捜査官約160人は連邦直轄区とサンパウロ州 ...

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《サンパウロ市》19日に地下鉄4線でスト決行=給与調整で折り合いつかず

 19日、サンパウロ市地下鉄の職員組合が4線にわたって全面、もしくは部分ストを敢行した。地下鉄公社との給与に関する交渉が折り合わなかったことで起こったものだった。19日付現地サイトが報じている。  この日、ストの対象となったのは、サンパウロ市地下鉄の1号線、2号線、3号線、モノレールの15号線だ。4号線と5号線は民間企業であるた ...

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《ブラジル》コロナワクチン=国民の9割以上が接種を希望=ダッタフォーリャ調査で判明

 ダッタフォーリャの行った世論調査で、国民の9割がコロナウイルスのワクチン接種を受けた、または受けることを望んでいることがわかった。19日付フォーリャ紙などが報じている。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について

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《ブラジル》アマゾンのネグロ川増水が深刻化=約30mも上昇、過去最高まで20cm

 アマゾナス州内を流れるネグロ川の増水が例年以上の水準となり、毎日の生活にも影響が出始めていると17~19日付現地サイトが報じた。  上流部の降水量の多さから、今年の増水が記録的なものになる事は早い時期から予想されていた。ネグロ川の水位は18日の時点で29・74メートルに達し、1902年に観測を開始して以来、3番目の増水となって ...

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東西南北

 4月23日にサンパウロ州海岸部サンヴィセンテで起きた、27歳の男性が妊娠5カ月の恋人に暴行後、仲裁しようとした隣人に車で突進し、大ケガをさせて逃走した件で、サンパウロ州検察局は加害者の男性を起訴した。加害者の男性は、見知らぬ男性が恋人の携帯に送ってきた「クローゼットを調達できた」と伝えるメッセージを見て、「浮気した」と思い込み ...

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文協文化祭りライブ週末に=伝統芸能から美食、アニメまで=幅広い層楽しめるライブ配信

23日ライブで出演の声優陣=ゾロ役のグラウコ・マルケス氏、ウソップ役のアドリアン・タチーニ氏、クロコダイル役フランシスコ・ジュニオール氏

 ブラジル日本文化福祉協会(文協、石川レナト会長)がオンラインシステムやソーシャルメディアを駆使する『第15回文化まつり』が22日(土)、23日(日)にライブ中継される。プログラム詳細が文協サイトで発表されている。日系社会にこだわらない幅広い視聴者が見込めそうなイベントになっている。  ライブ中継は両日とも17時からユーチューブ ...

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「母の日」盛大に祝う!=外務省研修生OB会が主催

上原会長と妻モニカ氏

 9日の「母の日」にちなんで、日本国外務省研修生OB会(上原テリオ会長)は11日19時から「母の日Dia das Mães」イベントをオンラインで祝った。会員の伴侶や親子で参加する人も含めて約50人が加わり、1時間に亘ってにぎやかに祝った。  同会の中野マルシア氏とイワタ・ユリ氏が司会進行し、「皆さん、このイベントにお集まりいた ...

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《記者コラム》ブラジル大統領の思想の根底に「死の政策」?

現政権のコロナ対策について調査するCPI(18日、Edison rodorigues.Agencia Senado)

 4月27日に発足した上院コロナ禍議会調査委員会(CPI)が、元保健相らを召喚し、現政権のコロナ対策などに関する証言を求める中、ボルソナロ大統領が「自然感染による集団免疫」という考えを捨てていなかった事を痛感した。  英国のジョンソン首相は同じ考えを持っていたが、自分がコロナに感染して重症化し、感染拡大によって集団免疫を得るまで ...

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安慶名栄子著『篤成』(10)

 私の父にとってはこの上ない手助けであったのです。当時私が2歳、よし子が3歳、恒成が5歳で末っ子のみつ子はやはり一番手のかかる歳でした。  そのようにしてみつ子は遠くに住んでいた比嘉のおばあちゃんの家で暮らすようになったのです。母親を亡くしたばかりの私たちにとっては「おばあちゃん」の存在は実に心の癒しになってくれました。  おば ...

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