2021年5月26日の記事一覧

《ブラジル》コロナ禍CPI「クロロキン女隊長」矛盾連発=パズエロ証言と噛み合わず=アプリ削除の真相は闇の中=同薬擁護発言に上議反発

25日のマイラ氏(Marcelo Camargo)  上院でのコロナ禍に関する議会調査委員会(CPI)は25日、保健省のマイラ・ピニェイロ氏を召喚し、喚問を行った。「クロロキン女隊長」の異名をとる女医の証言はエドゥアルド・パズエロ前保健相の証言との食い違いが多く、クロロキンに関する見解でも委員から矛盾を指摘される光景が見られた。 ...

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《ブラジル》コロナ死者45万人を超過=再燃で規制強めるサンパウロ州内陸部=全国でUTI高占有率に懸念

 メディア集計の新型コロナによる全国の犠牲者が45万人を超えた24日、サンパウロ州リベイロン・プレット市が、集中治療室(UTI、ICU)の占有率が96%に達した事などを理由に、州のコロナ対策の「プラノSP」より厳しく、3月に採用したロックダウンに近い外出規制を27日から実施すると発表した。  同州アララクアラ市ではロックダウンを ...

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《ブラジル》2大ワクチンの製造再開=中国からのIFA到着で

 中国からの有効成分(IFA)の到着遅れで製造が止まっていたコロナワクチンのコロナバックとオックスフォード・ワクチンの生産再開が始まった。24、25日付現地紙、サイトなどが報じている。  サンパウロ市ブタンタン研究所は24日、25日からコロナバックの製造を再開することを発表した。24日に、中国から送られたIFAが到着したためだ。 ...

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《ブラジル》IPCA―15=インフレ高進収まらず?=4月より低下も1年では7%

 地理統計院(IBGE)が25日、5月15日〆の広範囲消費者物価指数(IPCA―15)は前月比で0・44%上昇したと発表したと同日付現地サイトが報じた。IPCA―15はIPCAの先読み指標として使われる。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について

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《サンパウロ》人違いで実弾11発浴びる=幼稚園の女性教諭が襲撃死

 24日、サンパウロ市東部で、武装した強盗団が人違いを起こし、標的の人物とは無縁の幼稚園教諭らが乗る車に銃弾11発(車体の銃痕は16発分)を浴びせ、女性教諭2人が即死する事件が起きた。24、25日付現地紙、サイトが報じている。  事件が起こったのは24日の午前6時40分頃、サンパウロ市東部グアイアナーゼスのプロフェソール・オズヴ ...

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東西南北

 ボルソナロ大統領が23日にリオ市で行った1万人規模のマスクなしでのバイク行進は、各方面から批判を浴びている。そのすぐ前の15日にブラジリアで行われた大統領支持の集会では、参加者の一人の退職公務員女性が、すぐ後の20日にマット・グロッソ州でコロナ感染が原因で死亡していることが分かった。同集会で感染拡大した可能性が指摘されている。 ...

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《記者コラム》韓国人移民秘話―コチア産組が初入植のお膳立て

韓国移民が入植した農場での一こま(『Imigração Coreia Brasil 45 anos』より)

 「ブラジルに来た初期の韓国人移民を、実は日本人移民がお膳立てしたという秘話もあるんですよ」と、サンパウロ在住の石井久順(ひさのぶ)さん(82、北海道、1960年渡伯)から一本の電話が入った。ニッケイ新聞で今年1月28日から2月26日にかけて連載された『アジア系コミュニティの今=韓国編』を読み、思い出されたとのことだった。  公 ...

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クリチバ=高木総領事が日伯外交講義=中学生向けにオンラインで

番組に出演する高木領事(ユーチューブ動画より)

 パラナ州の在クリチバ総領事館の高木昌弘総領事が18日に、同州クリチバ市教育局が開設しているユーチューブ授業番組『Canal TV Escola Curitiba(クリチバ教育TV)』に出演し『日伯外交』をテーマにした講義を行った。同チャンネル登録者数は15万3千人もいる。動画は同州内3局の教育番組でも放送される予定。  高木総 ...

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FJSP=「みんなで話そう!日本語教育」=南米の日本語教師対象に

「みんなで話そう!日本語教育」チラシ

 国際交流基金サンパウロ文化センター(FJSP、洲崎勝所長)は6月6日(日)午前10時半~12時半にオンライン会議ズーム上で「積極的に参加したくなる授業」をテーマに「みんなで話そう! 日本語教育」の会を開催する。  ブラジルに限らず南米で日本語教師をしている人を対象とした会で、話す言語はポルトガル語、スペイン語、日本語どれでもい ...

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刊行物=ぶらじる川柳229号発刊

229号表紙

 『ぶらじる川柳』(ぶらじる川柳社)229号が発刊された。「巻頭言」は今立帰。「弾琴集」はコロナ禍に関する作品がやはり多くみられた。到着順で24人を掲載。  中でも「高齢者ワクチン受けて安らぎぬ」(栄森さかゑ)「ありがたしコロナ予防の列に居り」(島田喜久枝)「ワクチンの接種に希望の灯がともる」(高橋和子)「嬉しげにコロナの予防注 ...

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