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7月 2021の記事一覧

安慶名栄子著『篤成』(43)

第32章  夢のパンタナール  姉のよし子が一緒に旅行してくれることが父の一つの要望でした。父は、「自分はもう年寄りで、もしもの事があったら、栄子が一人で介護をするのは気の毒だ」と思っていたのです。  私たちはまだパンタナールへ行ったことがありませんでした。それでカーセレスという所へ行きましたが、今回はよし子姉さんも一緒でしたの ...

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横浜海外移住史料館=細川人文研理事の講演第2回=「4千キロを貫く日系魂」

告知チラシ

 JICA横浜海外移住資料館は8月27日19時半から1時間(日本時間)、サンパウロ人文科学研究所の細川多美子理事による「世界最大の日系人コミュニティの実像~440ヵ所のリアルボイス~」の講演第2回目「アマゾンから雪降る町まで、4千キロを貫く日系魂」を行う。3回シリーズの2回目。  アマゾンから雪降る町まで伯国4千キロを縦断するブ ...

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《リオ市》パケター島=12~17歳にも一斉接種=唯一承認のファイザー製で

全国に先駆けて、12歳以上の人にワクチン接種が行われたパケター島(Rafael Catarcione/RioTur)  リオ市のパケター島で25日、12~17歳の青少年への新型コロナのワクチン接種が行われたと同日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あ ...

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《ブラジル》LJ特捜班がスパイウェア導入を交渉=イスラエルのペガサスなど=弁護団「ルーラ盗聴用では」と訴え

ラヴァ・ジャットのデルタン・ダラグノル元主任(Marcelo Camargo)  ラヴァ・ジャット作戦(LJ)班が以前、イスラエル企業とスパイウェア「ペガサス」を含むシステム導入の交渉を行っていた疑惑が明らかになった。この疑惑を明らかにしたのはルーラ元大統領の弁護団で、彼らはルーラ氏らに対する盗聴行為を行うことが目的ではなかった ...

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《ブラジル》コロナ禍=デルタ株の感染者増加続く=死者数は減少傾向だが

 新型コロナのワクチン接種が高齢者中心に死者減少を招き、新たな死者の7日間平均は1100人台を保っているが、感染力がより強いデルタ株(インド株)の感染拡大で懸念も広がっている。  25日現在の感染者は1968万8663人、死者は54万9924人だ。24~25日に登録された新規感染者は1万8129人で、日曜日としても少な目だが、感 ...

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《東京五輪》ブラジル代表 銀2銅1のメダル・ラッシュ=13歳のライッサが大殊勲

 現在開催中の東京五輪で現地時間の24〜25日、女子のスケートボードで13歳のライッサ・レアルが銀メダルを獲得するなど、ブラジル勢が銀2、銅1のメダル・ラッシュに沸いた。25、26日付現地サイトなどが報じている。  ブラジル勢のメダル獲得第1号となったのは男子スケートボードのストリート・スケート部門でのケルヴィン・オエフレルだっ ...

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《ブラジル》ミナス州70市以上で霜降りる=今週3度目の南極下ろし到来

霜が降りたミナス州モンテ・ヴェルデの農場(Nelson Pacheco/divulgação)  国立気象観測所(Inmet)が、今週はこの冬3度目の寒波が来て、南部から南東部にかけて強く冷え込むと警告を発したと24~26日付現地サイトが報じた。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなた ...

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《サンパウロ市》奥地探検隊の英雄銅像を焼き討ち=先住民虐殺に加担の言い伝え受け

 24日、サンパウロ市南部サントアマーロ地区に建てられている17〜18世紀の奥地探検隊(バンデイランテス)のリーダーとして、当時は英雄視されていたボルバ・ガット(1649〜1718年)の銅像が焼き討ちにあった。バンデイランテスは金銀採掘を目指して奥地に踏み入り、インディオや黒人を奴隷として従えて強制労働させていた。そのため、ボル ...

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東西南北

 23日から東京五輪がはじまっている。コロナ禍の中、開催に反対の声をあげる人が国際的にも少なくなかったが、いきなりのメダル・ラッシュに、ここブラジルでも、半日の時差というハンデがあるのにテレビ観戦している人が少なくない。そんな中、リオ五輪の男子体操床運動で銅メダルを獲得した日系人アルトゥール・ノリが惨敗に終わった。ノリは今大会で ...

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《記者コラム》ブラジル近代史に残る日本移民迫害事件を初めて描いた映画『オキナワ サントス』

今から78年間前の1943年7月8日に、サンパウロ州サントス港湾部在住の日本移民6500人(大半が沖縄系移民)、ドイツ移民数百家族が24時間以内の強制立退きを命じられたことは、ブラジル一般社会はもとより、日系社会においても知らない人が多い。まして世界でも日本でも知られていない。  そんなブラジル史に残るタブー的大事件を描いた世界 ...

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