2021年8月4日の記事一覧

《サンパウロ州》コロナ禍=ボツカツ市の入院患者激減=ワクチンの一斉接種の効果で

一斉接種で入院患者が84・5%減ったと報じる2日付G1サイトの記事の一部  新型コロナのような感染症はある程度のスピードでワクチン接種を進める事で感染拡大抑制効果がより高まるが、5月に実験的な一斉接種が行われたサンパウロ州ボツカツ市では、コロナ感染症による入院患者が2カ月間で84・5%減少したと2日付G1サイトなどが報じた。 コ ...

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《ブラジル》選挙高裁 ボルソナロへの捜査求める=選挙不正の虚報拡散で=大統領選出馬禁止もあり?

 選挙高裁(TSE)は2日、判事たちの満場一致で、選挙方式に関する虚報拡散についての捜査を行うこと、さらに最高裁に対し、ボルソナロ大統領がそれらの虚報拡散に関与していることに関する捜査を行うことを求めた。これらの捜査の結果次第で、ボルソナロ氏が22年の大統領選への出馬資格を失うこともあり得る。2、3日付現地紙、サイトが報じている ...

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《ブラジル》IBGE=5月の失業率は14・6%=史上最悪レベルで高止まり=就労可能人口の半分以下

月次調査に基づく失業率の推移(3~5月の失業率について報じた7月30日付G1サイトの記事の一部)  地理統計院(IBGE)が7月30日、全国家庭サンプル調査(Pnad)継続版から算定した3~5月の失業率は14・6%、失業者は1480万人と発表と同日付現地サイトが報じた。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い ...

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《ブラジル》東亰五輪 3日に一挙に金1銅3=サッカーも決勝に進出

 東京五輪は現地時間の3日、セーリングでマルチネ・グラエルとカヘナ・クンゼのコンビがリオ五輪につぐ2大会連続となる金メダル獲得を果たすなど、計四つのメダルを獲得した。また男子サッカーが決勝進出を決めた。3日付現地サイトが報じている。  女子セーリングの49erFX級に出場したリオ大会覇者のマルチネとカヘナは、オランダのティナ・ル ...

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《サンパウロ州》2日より新学期開始=100%対面授業は4分の1

 サンパウロ州の学校は2日から新学期に入ったが、生徒が100%対面授業に戻った州立校は全体の4分の1ほどだと、2、3日付現地紙サイトが報じている。  サンパウロ州は18歳以上の成人へのコロナワクチンの接種率(少なくとも1回)が3日現在で77・4%(フォーリャ紙調べ)など、ワクチン接種が浸透し、感染者数、入院者数、死者数などが軒並 ...

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《ブラジル》父の日のプレゼントは?=約半数が「贈らない」

父の日のプレゼント候補1位の紳士服売り場(Rovena Rosa/Agencia Brasil)  8日の「父の日」にあわせてサンパウロ州商業協会(ACSP)が行ったアンケート調査によると、約半数の消費者が父の日にはプレゼントを贈らない意向である事が明らかになったと2日付現地サイトが報じた。 コンテンツの残りを閲覧するにはログイ ...

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東西南北

 ボルソナロ大統領が2日、5月に亡くなったブルーノ・コーヴァス聖市市長を批判して問題となっている。大統領はこの日、サンパウロ州のコロナ規制を批判した際、「外出規制を出しておきながら、知事はマイアミに行き、サンパウロ市長はマラカナンにサッカーの試合を見に行った」とあげつらった。だが、コーヴァス氏が1月にリベルタドーレス杯の決勝戦を ...

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特別寄稿=太平洋戦争下の日本・沖縄県人移民の苦難―――サントス事件を中心に=ブラジル沖縄県人移民研究塾代表  宮城あきら=《3》=タブーとなって歴史の闇に

 このように理不尽この上ない退去命令によって住み慣れたサントスを追放された日本移民並びに沖縄県人移民たちは、敵性国民としての様々な困難を背負いつつ、その大半の人々が未知のサンパウロ州奥地へと分散流浪を余儀なくされたのである。  日本が戦争に敗れて無条件降伏した1945年8月15日以降しばらくして、サントスへの帰還許可が出て帰って ...

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福島県=芭蕉白河の関俳句賞募集開始=海外の部は「家族」を題材に

第3回芭蕉白河の関俳句賞

 福島県白河市役所(鈴木和夫市長)が「第3回芭蕉白河の関俳句賞」を今年も開催する。海外部門特別賞では「家族」を題材にした句を募っている。投句料は無料。海外部門は1人3句まで。締め切りは9月15日(水)。  各部門の選者は一般と海外の部は鈴木太郎さん(雲取主宰)、佐怒賀直美さん(橘主宰)が務める。ジュニアの部では神野紗希さん(現代 ...

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文協図書館に794冊寄贈=娘と同居、亡夫の蔵書を

寄贈された794冊を前に記念撮影

 7月15日、ブラジル日本文化福祉協会(文協、石川レナト会長)の図書館に、個人から日本語の本794冊が寄贈され、譲渡式が行われた。  本を寄贈したのは大山澄子さん(84歳、神奈川県)。本は2年前に亡くなった夫の学さん(まなぶ、行年87歳、鹿児島県)が所蔵していた本で、「本を読まないと眠れない」程の読書家だったという。  本は小説 ...

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