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9月 2021の記事一覧

《サンパウロ州》洗車したら罰金!=水危機で十数市が給水制限強化

 サンパウロ州内陸部のフランカ市が18日から、輪番制の給水制限を強化したと同州の水道公社(Sabesp)が発表したと18日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。  フランカ市では9月のはじめから、市内全域を四つに分け、輪番制の給水制限を開始。3日給水後、1日断水が繰り返されていた。  だが18日からは、市内を三つに分け、2日給水 ...

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《ブラジル》ボルソナロ大統領が国連総会スピーチで波紋=虚偽連発とメディアが批判=クロロキンや7日デモ肯定=支持者向けの選挙演説?

 21日朝、ボルソナロ大統領がニューヨークの国連総会でスピーチを行った。スピーチでは経済、環境問題、9月7日の独立記念日のデモなどに言及したが、事実を歪めた内容が目立ったと報じられている。また、コロナワクチンを接種せずに同総会に参加した唯一の国家元首だったボルソナロ氏は、現在問題となっているクロロキンによる早期治療を肯定して波紋 ...

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《ブラジル》少女の死はワクチン副反応と無関係=それでも勧告解除しない保健省=ファイザーは子供での効用発表

 【既報関連】新型コロナの予防接種による副反応の報告は、接種をためらわせたり、拒否したりする理由の一つに上げられており、保健省も16日、サンパウロ州で接種後に死亡した少女がいる事を12~17歳の青少年への予防接種中止勧告を出した理由の一つと説明した。だが、サンパウロ州疫学監視センターが少女の死とワクチン接種との関係を否定する報告 ...

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《ブラジル》恒大倒産危機で経済打撃の恐れ= 中国経済落ち込めば直撃に

 中国を代表する巨大複合企業、恒大集団(エヴァーグランデ)が債務不履行の危機に陥っており、ブラジルを含めた世界経済に危機をもたらす可能性が高まっている。20、21日付現地紙、サイトが報じている。  1996年創業、広東省深圳に拠点を置く恒大集団は中国を代表する不動産開発大手で、業者の許家印氏は中国屈指の富豪として知られている。だ ...

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《ブラジル》大統領四男が銃を見せCPI威嚇=委員の怒り買い召喚か?

 ボルソナロ大統領四男のレナン氏(22)が上院のコロナ禍に関する議会調査委員会(CPI)に対して威嚇行為を行ったことが問題視され、同氏をCPIに召喚するよう望む声があがる事態になっている。21日付現地紙が報じている。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について

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米国が予防接種済みブラジル人の入国規制緩和

 米国が20日、11月以降、ブラジルや中国、インド、英国など在住の新型コロナの予防接種完了者への入国規制を緩和する事を決めたと同日付ブラジル国内サイトが報じた。  米国は新型コロナの感染拡大が最初に起きた中国からの旅行者の入国を制限し始めた昨年1月以降、入国制限の対象となる国を徐々に広げていたが、今回はその規制を緩和する事を決め ...

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《サンパウロ市》小売販売=9月前半は14・6%伸びる=昨年同期では24・4%増加

人出が増え、少しずつ回復し始めた小売販売(Marcello Casal Jr./Agencia Brasil)  サンパウロ商業協会(ACSP)が20日、9月前半のサンパウロ市の小売販売は、8月前半より14・6%伸びたと発表したと同日付現地サイトが報じた。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In ...

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東西南北

 ボルソナロ大統領は21日に国連総会でのスピーチを行ったが、大統領のニューヨーク滞在はそれ以前からすでに話題だった。中でも注目されたのは食事時。19日夜はワクチンを接種していないのでどこのレストランにも入れず、他の大臣や側近たちと通りでピザを立ち食いしている姿が目撃された。20日はブラジル料理の有名チェーン「フォゴ・デ・ション」 ...

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伯国政府の人道配慮ビザの現実《下》=聖市のアフガニスタン人に聞く=大浦智子=「義妹と甥の消息が途絶えた」

アフマドさん(右)と父親のハージさん(左から2番目)

 アフマドさんの弟は、家族呼び寄せでサンパウロに暮らすことができた。だが、その妻と子供は、2017年から4回、パキスタンのブラジル大使館に家族呼び寄せを申請してきたが、書類も手数料も不備がないにもかかわらず、一向に認められないままだった。  そして8月15日、タリバンがアフガニスタン全土を支配下に置いたと宣言するニュースが世界中 ...

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アジア系コミュニティの今(5)=混乱してブラジルへ避難も=台湾編〈3〉

1963年にモジに移住した台湾人6家族が最初に建てた長老派教会

台湾移民のパイオニア  モジ・ダス・クルーゼスの長老派教会の記録に残された、1963年にサントス港に上陸した同教会の6家族や他の初期移民は、彼ら以前に到着していた台湾人のパイオニア移民であり、台湾の彰化クリスチャン病院の第8代院長だったヤン・ユーチ(楊毓奇)医師の支援を受けたことが確認されている。  ヤン・ユーチ医師は1907年 ...

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