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12月 2021の記事一覧

《ブラジル》IMFが来年6月に事務所閉鎖=経済相「予測当たらない」と皮肉

 国際通貨基金(IMF)は16日、ブラジリアの事務所を来年6月いっぱいで閉鎖すると発表した。この前日、パウロ・ゲデス経済相は同機関の役割は終わったし、経済予測も当たらないなどと批判していた。16日付現地サイトが報じている。  現在のIMFブラジル事務所担当者らの任期は2022年6月30日までとなっており、公式には「更新をしない」 ...

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《サッカー》ガロがブラジル杯勝利=全国選手権に続いて2冠

 15日のサッカーのブラジル杯決勝の第2試合は、アトレチコ・ミネイロ(ガロ)がアトレチコ・パラナエンセ(フラカン)に2―1で勝利。第1試合との2試合合計スコアで6―1とし、全国選手権に続く国内2冠を達成した。  これにより、来年の2月に行われるスーペルコパ杯は、通常なら両杯の勝者の対戦となるのだが、どちらもガロが優勝したことによ ...

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東西南北

 16日付G1サイトによると、米国では、英語とスペイン後の次にポルトガル語が話されている州が三つあるという。それはマサッチューセッツ州、ロードアイランド州、コネティカット州で、いずれもニューヨークよりもさらに北にある北東部だ。ブラジルからの移民はフロリダ州に多い印象があったので少し意外な結果かも。冬場は寒いところばかりだが、旅行 ...

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文協評議員会=コロナ禍越えて活動再開へ=日伯両政府の支援のおかげで

あいさつする山下ジョルジ評議員会長

 日伯両政府の支援のおかげでコロナ禍越えて事業再開へ――ブラジル日本文化福祉協会(石川レナト会長)は11日午前9時から、第159回定例評議員会をオンラインで開催した。当日の出席者は28人、委任状4通だった。文協による2021年度事業報告と決算報告、22年度事業計画と予算計画が発表され、その場で承認された。  最初に、文協の評議員 ...

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聖南西=新年には活動再開の見込み=ピエダーデ婦人部手料理で忘年会

会議の後、ピエダーデ文化体育協会(ACEP)会館の玄関で全会員団体代表が記念写真 写真=ACEP婦人部が作った手料理で忘年会を行った

 第2回聖南西文化体育連盟(UCES=山村敏明会長)定例会議が11日午前9時から、ピエダーデ市にある同文化体育協会(ACEP)会館で開かれた。会員25団体と会員6文化部の代表を合わせて49人全員が出席、2021年度決算報告、事業報告および2022年度の事業計画が提案された。その後、ACEP婦人部の手料理で忘年会が行われた。  決 ...

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JICA=モザンビーク保健省や医師が視察=サンパウロ州に学び病院管理能力向上を

来社したパンゲネ国家医療支援局長、小林JICAモザンビーク事務所次長、尾崎医師、マプト中央病院のサイデ院長

 「各診療科の管理能力向上、特に人材の不足する画像診断・呼吸器・新生児各科で自ら評価を行い管理運営能力の向上を目指しています」―モザンビークから視察に来た医師モウジンニョ・サイデ医師が来社し、そう説明した。11月16日から25日にかけてモザンビークの保健省や医師ら7人がJICAを通して滞伯。サンパウロ市で病院管理モデル等の視察を ...

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西本願寺に駐車場用地を寄付=100歳の安藤さん「私も役に立ちたい」

  「西本願寺への土地寄贈は2年前亡くなった母との約束だったようで、果たせて良かったと思います」――今年100歳を迎えた安藤十一さん(大分県)の娘イネスさん(63歳)はそうコメントを寄せた。  浄土真宗本派本願寺南米教区(西本願寺、梶原洋文マリオ開教総長)は近くに専用の駐車場が無かったため、安藤さんが土地を買って寄付し ...

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音楽が象徴する「ブラジルの2極化」

ブラジル人音楽家の演奏風景(Marcelo Camargo/Agencia Brasil)

 2010年4月のチラデンチスの日、コラム子はサンパウロ市での生活を始めた。その2年前に結婚したブラジル人の妻についていく形でだった。  日本では音楽関係の仕事をフリーランスでやっていた。日本ではブラジル音楽の人気が非常に高く、コラム子の周囲にもファンが少なくなかったが、コラム子も妻も音楽そのものは大好きだが、ブラジル音楽にそこ ...

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■訃報■コロニア最高齢112歳、川村さたよさん

 「コロニア最高齢」といわれていた川村さたよさんが9日午前11時40分に、サンパウロ市リベルダーデ区のレフォート病院で肺炎により亡くなった。行年112歳。同日午後10時から近親者のみでベラビスタ区のフネラルホームで告別式を行い、翌日、カンポ・グランデ墓地に埋葬された。初七日ミサは15日にサンタリッタ教会で行われた。  さたよさん ...

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《特別寄稿》迫り来る外国人高齢化問題=老人ホーム新設実現に邁進=愛知県在住  林 隆春

 1985年、ブラジルが軍政から民政に移行して始まった政治経済の大混乱、デカセギ現象はここから出現、今日に至っています。  現在の在日ブラジル人の年齢別人口は、図に示した通りです。子どもは二重国籍、高齢者は一世で日本国籍取得者が統計より多く、日本入国時は日本人として入国するため正確な数を把握することは困難です。  1985年から ...

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