広島総会=イベント中止相次いだ昨年度=65周年記念展示、今年度に

オンライン総会の様子

オンライン総会の様子

 ブラジル広島文化センター(CCHB、末広貞夫ロベルト会長)は、定期総会を2月21日9時からオンライン上で開催し、24人が参加した。
 昨年はコロナ禍により、お好み焼き祭りや中国ブロック合同による敬老会、原爆に関する講演や展示を行う「平和週間」イベント、運動会をはじめとするスポーツ活動の多くが中止となったことを報告。
 行事中止が相次いだこともあり、20年度の事業・会計報告では収入合計は44万9726レと発表。19年の収入76万638レと比べ、約半分の落ち込みとなった。
 一方、イベント中止で支出も減った。昨年の支出合計は38万9448レアルとなり、19年度の支出59万4679レに比べて、こちらも約半分近い減少。だが売却費を含め3万6675レの当期損失金を計上した。
 21年度事業計画案には例年の活動に加え、新たな活動として日本語教室や卓球大会が提案された。昨年65周年を迎える同センターを記念して開催予定だった65周年記念芸術展示を改めて開催する予定だという。
 21年の予算案は収入58万4470レ、支出を57万9870レで発表し、承認された。