「母の日」盛大に祝う!=外務省研修生OB会が主催

上原会長と妻モニカ氏

上原会長と妻モニカ氏

 9日の「母の日」にちなんで、日本国外務省研修生OB会(上原テリオ会長)は11日19時から「母の日Dia das Mães」イベントをオンラインで祝った。会員の伴侶や親子で参加する人も含めて約50人が加わり、1時間に亘ってにぎやかに祝った。
 同会の中野マルシア氏とイワタ・ユリ氏が司会進行し、「皆さん、このイベントにお集まりいただきありがとうございます。皆さんこの機会に母や妻へ再度感謝をしましょう」という言葉でイベントが始まった。
 母の日に合わせて日本のおむつ製造会社「パンパース」が作成したドキュメンタリー映像が流された。子育て中の妻への感謝の気持ちを、夫が感動的なサプライズ演出で伝える映像で、参加者の多くは観ながら目に涙を浮かべた。

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 次に上原会長とその妻モニカ氏は開会の挨拶として「皆さん今日はお集まりいただきありがとうございます。特別な『母の日』を共に祝いましょう。子供を持つ母、子供が育ち子育てを終えた母、孫ができた母など、様々な母がいて、私達を育ててくれたおかげで今こうして生活ができています。何物にも代えがたい母の愛情・勇気・力強さ・優しさ・信念に改めて敬意と感謝を評しましょう」と述べた。
 次に、在聖総領事館の井手博之領事が挨拶を述べた。「コロナ禍が続く現在もこうしてオンラインでイベントを行う日系団体は素晴らしいこと」と述べた。
 野村アウレリオ聖市議とその母・マリア・ド・カルモ氏も参加し、「この特別な日に招待してくれて本当にありがとう。動画をみてとても感動したと同時に、息子が子供だった頃のことを思い出して懐かしくなった」と感想と挨拶を述べた。
 その後、伊藤カレンによる島津亜矢の歌「感謝状~母へのメッセージ~」が歌唱され、参加者一同が大いに盛り上がった。
 近藤アンドレ氏による同イベント継続の必要性や、イワタ氏による母への感謝と存在の大きさが語られ参加者の多くが目に涙を浮かべた。
 弁護士の原田清氏と妻フェリシア氏は、「すべての母、両親、妻、家族に感謝をしましょう。そして健康・希望・愛を願って乾杯!」と呼びかけて乾杯した。
 伊藤氏が長渕剛の「乾杯」を歌唱。イベントの最後には、参加者の家族写真が順番に出るビデオが流され、皆涙を浮かべながら感謝の言葉を言いながら締めくくられた。