日本移民の日=113回開拓先亡者追悼大法要=今年もオンライン上で開催

オンライン法要告知画像

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 6月18日「日本移民の日」に開催される「開拓先亡者追悼大法要」が今年もオンラインで、ブラジル日本文化福祉協会(文協、石川レナト会長)、ブラジル日本都道府県人会連合会(県連、市川利雄会長)、ブラジル仏教連合会(高崎扇忠会長)の共催で行われる。
 オンライン法要は18日(金)10時から、文協ユーチューブ(https://www.youtube.com/bunkyodigital)で、誰でも視聴可能。
 県連の市川会長は、「今年もこのコロナ禍のため、イビラプエラ公園での法要はできず淋しい感じがする。だがオンライン法要で若い人に『移民の日』知ってもらえる機会だという意見もあります」と前向きにとらえている。
 なお、同文協が主催してサンゴンサロ教会で行われていたカトリック式先駆者慰霊ミサは、パンデミックのために今年もキャンセルになった。
 初のオンライン開催となった昨年は、開拓先亡者を偲ぶと共にコロナ禍による犠牲者への哀悼も捧げられた。主催団体のほか、当時の野口泰前在聖総領事、JICAブラジル事務所佐藤洋史前所長なども出演し、先人を偲んだ。昨年の法要動画(https://www.youtube.com/watch?v=ne3bzGX0vkI)は現在も視聴が可能だ。