国際日系デー生中継ライブ=コロナ禍乗り越える日系人

出演者の一例。このほか多数出演

 ブラジル日本文化福祉協会(文協、石川レナト会長)は19日(土)午後8時(日本時間は20日午前8時)から「国際日系人の日(Dia Internacional do Nikkei=DIN)」の生中継ライブ「DIN21」を文協ユーチューブ(youtube.com/bunkyodigital)で実施する。
 同イベントは、前回の成功を受けて「日系人の価値観を示す」というコンセプトはそのままにして、パンデミックでの出来事を多くの人々と共有する内容になっている。
 イベントの総合コーディネーターを務めるシミズ・イジュ・ジュニア氏は「DIN21は、この難局を日系の人々や協会がどのように乗り越えてきたか振り返るイベントだと考えています」と述べる。
 営業自粛要請などで次々と飲食店が閉店に追いやられたこのコロナ禍での危機的状況を。サンパウロ市内で日系家族が営むレストラン「スクアロス」はいかに乗り越えたか。

 また「ブラジルから受けた恩を少しでも返したい」との感謝の気持ちを原動力に、セアラ州内陸部でイチジクを植える90歳を目前にした老夫婦のエピソードなどを紹介していくという。
 このような日系人としての生き方、価値観を実践している人の体験談などが紹介される。
 このほか日系協会の振り返りや、全国の子供らが参加して織り成す音楽も披露される。
 詳しくはサイト(https://www.bunkyo.org.br/br/2021/06/06/bunkyo-comemora-o-dia-internacional-do-nikkei-com-uma-live-especial/)を参照。