日本大使館=移民の日で日の丸色になる首都=キティ「大使とカフェ」で和気藹々

 在ブラジル日本国大使館(山田彰駐ブラジル日本国特命全権大使)は、6月18日の「日本人移民の日」を記念して特別企画を実施した。「大使とカフェ」でのハローキティと対談や、ブラジリア中心部が特別照明により日の丸を連想させる赤色に照らされ、本紙ポルトガル語版Nippak紙に菅義偉(すがよしひで)総理、茂木敏充(もでぎとしみつ)外相、山田大使のポ語挨拶文も特別に掲載された。
 同館SNSから定期的に配信される「大使とカフェ」では、今回特別にブラジル人にも人気が高いキャラクター・ハローキティが出演した。山田大使から「日本人移民の日」にちなんで移住の歴史、移民が持ち込んだ果物や大使館の仕事などをキティに紹介した。

ライトアップされたカテドラルと博物館

ライトアップされたカテドラルと博物館

 同動画の下には「大使とポルトガル語で喋っているキティちゃんが、とっても可愛い」「私は二世。ブラジルに来た日本移民の価値を高く評価してもらって嬉しい」「ブラジルの日系社会は素晴らしい」などの書き込みが行われていた。

キティと山田大使が対談する様子。

キティと山田大使が対談する様子。

 この動画は同館のフェイスブック(https://www.facebook.com/EmbaixadaDoJapao/videos/156519799842939/)やユーチューブ(https://www.youtube.com/watch?v=FnXyMNFFoqw)で視聴ができる。日本語字幕付き。
 同様に、首都の中心部にある三権広場の周辺では、上下両院と議員会館、国立美術館、国立図書館、カテドラルなどが日の丸をイメージした赤色に特別にライトアップされ、その模様は同館のSNSでも配信された。

 

 

赤くライトアップされた上下両院と議員会館

赤くライトアップされた上下両院と議員会館

大耳小耳 コラム
    ◎
「日本人移民の日」のために大使館がサンリオ・ブラジルに掛け合って実施された、ハローキティの「大使とカフェ」出演。今回は特別にポルトガル語を喋るキティが登場した。日本のキティも実は18年にユーチューバーとしてデビューしていて、2019年には当時外務大臣の河野太郎氏とコラボしてSDGs(持続可能な開発目標)の推進動画氏リーズも公開している。