美空ひばり33回忌オンライン法要=中南米在住者限定の記念フィルムコンサート=ひばりプロダクション主催

美空ひばりコンサート告知バナー(文協サイトより)

美空ひばりコンサート告知バナー(文協サイトより)

 《母を想ってくださる南米の皆さまへ感謝を込めて》という「ひばりプロダクション」(加藤和也代表)からの申し出を受け、ブラジル日本文化福祉協会(石川レナト会長)は6日(火)19時、オンライン「美空ひばり33回忌法要お墓参りと記念フィルムコンサート」を申込者限定で開催することになった。参加費は無料。配信動画は基本的に日本語で、ポ語の字幕がつく。

 ひばりさんは1989年6月24日が命日で、33回忌を迎えた。ひばりさんの遺産や権利管理を行う「ひばりプロダクション」が、中南米の日系人に向けて特別にオンライン・イベントを申し出てくれたことを受け、中平マリコさんが仲介の労をとり、文協につないだ結果、今回の企画が実現することになった。

 視聴できるのはブラジル、ペルー、アルゼンチン、パラグアイ、チリ、ボリビア、ドミニカ共和国、ベネズエラ、ウルグアイ、キューバ、メキシコ、コロンビア、エクアドル在住者に限定。

 オンライン法要ではひばりさんが眠る横浜市の墓地や自宅からの追悼式、『思い出のフィルムコンサート』(60分)も。生前にひばりさんと親交が深かった著名人3人がゲスト出演して、ひばりさんとの思い出を振り返る動画も収録。

 ひばりさん33回忌の当日に、33の数字にあわせ昭和33年建設・高さ333メートルの東京タワーや、ひばりさん生誕地の横浜にある横浜マリンタワーの特別照明の映像も入る。

 申し込みは(https://www.bunkyo.org.br/br/inscricao/)まで。メールアドレス、氏名、住んでいる町もしくは国、年齢を必ず入力の上申し込む。締め切りは4日まで。動画は申込者のみが視聴でき、配信は1度限り。また録画禁止。