《サンパウロ市》ワクチン接種の日程に注意=州と似ているが若干の違い

サンパウロ市では成人人口の70%への初回接種完了と報じる16日付G1サイトの記事の一部

 サンパウロ市役所による新型コロナの予防接種の日程と州政府による接種日程は若干異なっており、州政府の日程表を見て接種を受けに行ったら「サンパウロ市は明日」といわれて出直す人が出たりしているので注意が必要だ。
 サンパウロ市では16日が35歳、17日が35~37歳の未接種者と2度目の接種者、19日が34歳、20日が33歳、21日が32歳、22~24日が32~34歳の未接種者と2度目の接種者となっている。
 サンパウロ市では、17日の土曜日はドライブスルーとメガポスト、保健所(UBS)と統合型のAMAのみでの接種となる。平日は通常のUBSと提携薬局でも接種が可能だ。
 サンパウロ州は、15~18日が35~36歳、19日~8月4日が30~34歳、8月5~12日が25~29歳、8月13~20日が18~24歳となっており、8月23日からは18歳未満への接種も始まる。

 ワクチン接種は各市が最終日程を決めるため、市役所が発表する日程表が優先される。サンパウロ市の接種日程は市保健局のサイト(https://www.prefeitura.sp.gov.br/cidade/secretarias/saude/vigilancia_em_saude/index.php?p=307599)、聖州の接種日程はhttps://www.vacinaja.sp.gov.br/で確認できる。
 サンパウロ市では16日までに成人人口の70%が最低1度接種を受けたが、2度の接種が必要なワクチンは1度の接種では充分な抗体ができないので、1度の接種で安心して防疫対策を怠らないよう、注意する必要がある。
 また、リオ市が接種日程を前倒しした事でサンパウロ州が再び日程を前倒しする可能性があるので、日程変更にも注意が必要だ。