東西南北

 サンパウロ州地裁はサンパウロ市に対し、中央部の7月9日大通りでの交通を22時から翌朝6時まで止めさせる命令を出した。これは同大通りの道路上にある溝の上を車が通過する際に大きな騒音をたて、近隣住民に苦痛を与えているとの訴えに応えたもの。市が命令を遵守しない場合には1日につき1千レアルの罰金を科すなど、かなり厳しい命令となっている。それだけ、この騒音問題が深刻ということだが、この処分で住民たちの安眠は戻ってくるか。
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 27日に降った雨から急に気温が下がったサンパウロ市。28日も最低気温が8度とかなり冷え込んだが、予報だと、今日29日は最低が5度、最高も12度以下で、30日には最低気温(市内平均)が今年最低の3度を記録する見込みという。これは27年ぶりとなる低温で、零下を記録する地区も数多く出そうとか。着込んで寒さをしのぎたい。