デカセギ30周年会議を書籍に=CIATEで無料配布中

「在日ブラジル人コミュニティ30周年記念~「デカセギ」現象から30年を迎えて~」

「在日ブラジル人コミュニティ30周年記念~「デカセギ」現象から30年を迎えて~」

 『在日ブラジル人コミュニティ30周年記念~「デカセギ」現象から30年を迎えて~』(CIATE刊)が3月に発行され、サンパウロ市の文協ビル(Rua Sao Joaquim, 381)内の国外就労者情報援護センター(CIATE)で無料配布中だ。
 同書は国外就労情報援護センター(CIATE、二宮正人理事長)とブラジル日本文化福祉協会(石川レナト会長)のネットワーク・プロジェクト委員会が、昨年11月6日、7日、8日に行ったオンラインのイベント《2020年CIATE国際フォーラムコラボラドーレス会議・在日ブラジル人コミュニティ30周年記念~「デカセギ」現象から30年を迎えて~》の内容を一冊にまとめて発行された。
 7月27日に日本に帰国したCIATE専務理事だった浅野康平さんは「今回の見所は、母のデカセギの為、ともに日本に住み日本語もままならない幼少期を迎えながらも苦難を乗り越え弁護士になった日系三世の照屋レナン・エイジ氏の体験談です。他にも様々な体験談や意見などが凝縮しています。ぜひお読みください」と呼びかけた。
 同書が欲しい人は、国外就労者情報援護センター(CIATE)まで連絡を(電話=11・3207・9014/メール=contato@ciate.org.br)。