近隣の貧困家庭に食料等配布=日伯友好病院が1200世帯に

セスタ・バシカを渡す岡本院長

セスタ・バシカを渡す岡本院長

 日伯友好病院の福祉課は例年通り、付近のチャカラ・ベラ、バラセラ、フネラリア、ジャルジン・アンダライーに住む困窮家庭約1200世帯へセスタ・バジカ(基礎食糧セット)や家庭用保健衛生用品の詰め合わせの配布を7月24日に行った。
 配布日の前日、23日9時半、近くにあるバラセラで式典が行われ、岡本セルジオ医院長や、エミリア・イガイ福祉課長、ギルマリア・ノゲイラ医師、ファビオ・ソウザ渉外監督、ラフィック・アユーブ広報担当なども出席した。
 式典が行われた同地域にはおよそ3500世帯が住んでおり、コミュニティーリーダーを通じて特に支援が必要な家庭400世帯を調査して配布が行われている。
 セスタ・バジカには基本的な商品12品目のセットと、改訂栄養保健衛生用品は各種洗剤や石鹸、歯磨き粉、歯間用の糸、マスク、アルコールジェル等が含まれる。この他、家庭内で推奨されるコロナ感染対策や10種のレシピが書かれた小冊子も共に配布された。
 昨年に行われたセスタ・バシカの配布では近隣の貧困家庭に対し800セットを配布。同院すぐ近くの所有地で配布を行っていた。今年は予め登録した世帯へ直接配送される。

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