東西南北

 今週は連邦政府によるコロナ禍に伴う緊急支援金の5回目の引き出し解除(7~12月生まれ)が行われている。7月生まれの人は13日の月曜日に引き出しや他の口座への振り替えが可能となっており、そこからは毎日、8月、9月、10月、11月と続き、週の変わった20日に12月生まれの人の分も解除される。また、17~30日はボルサ・ファミリア受給対象者への第6回目の緊急支援金の振込みが行われ、21日~10月3日はそれ以外の人への第6回目の支援金振込みが行われる。支援金の振込みの確認や引き出し、他の口座への振り替えなどは、連邦貯蓄銀行(CAIXA)が作ったアプリ「CAIXA TEM」を通じて行われる。今年の支援金の額や対象者が昨年より少ないことが、ボルソナロ政権の不支持にもつながったが、果たして来年、大統領が望む新しい福祉政策は生まれるだろうか。
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 13日に33・8度の暑さを記録したサンパウロ市。この時点で1月30日に記録した34・1度につぐ今年2番目の暑さとなったが、14日も正午現在で(正式な最高気温が入っていない中だが)35度に達したのではないかと言われている。だが、この暑さが次の寒冷前線到来で一転し、今日15日の最高気温は24度まで落ちるという。ここ数年、この時期が暑く、夏が想像以上の冷夏という年が増えているが、水不足解消の雨も期待したいところだ。
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 今日15日、サンパウロFCはブラジル杯準々決勝第2試合の対フォルタレーザ戦を敵地で行う。第1試合は2―2の引き分けに終わっている。サンパウロはチームきってのスター選手ダニ・アウヴェスを給料支払いの遅延で失ったばかり。そうした内部でのゴタゴタがチームに影響しないかが気になるところ。勝利で気分を変えたいが。