東西南北

　サンパウロ市のサイクリスト（自転車愛好家）たちが、サンパウロ市内の自転車専用レーンの工事をめぐり、市に抗議をはじめている。彼らが問題としているのは南部ヴィラ・マリアーナのルイス・ゴイス通りの自転車専用レーンだ。市交通工学公社（ＣＥＴ）ではこの専用レーンは２月２日に開通したことになっているが、専用レーンであることと車の進入は禁止されていることを示す標識が立ち、黄色の線が引かれているだけで、黄色の線の外側にあるはずの赤い線は引かれていない。このため、専用レーンが認識しづらく、レーン上に駐停車する車があるなど、事故を誘発しかねない状態になっている。さらにさかのぼれば、この自転車専用レーンは２０１５年に住民たちが設置を求め、市と何度も折衝を重ねてようやく実現したものだという。近隣住民の愛着もある存在なので、なんとか解決して欲しい問題だ。
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　１９日未明、サンパウロ州海岸部サンヴィセンテで高速道の料金所を狙った強盗事件が発生した。現場はパドレ・マノエル・ダ・ノブレガ道２７９キロ地点で、マシンガンで武装した強盗少なくとも５人が川を使って現場に近づき、上陸。自動車２台に放火して車の通行を止めた後、料金所にあった現金を盗んだ上、乗ってきた舟で去ったという。料金所近辺にいた人たちに怪我はなかった。サンパウロ州では８月に強盗件数が前年同月比で２５％増えており、窃盗も含めると４４％増に達するなど、犯罪が増加傾向にある。コロナによる生活困窮と外出規制の緩和で人の動きが増えた影響か。
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　サンパウロ市アニェンビのサンボードロモで行われる、来年のカーニバルのパレードの入場券の販売が２０日から始まった。開催は２月２５日から２８日で、目玉のスペシャル・グループのパレードは２５日と２６日に行われる。勝者パレードは３月５日だ。今年はパンデミックで開催が見送られたため、その分も楽しみたい人も多いはず。ワクチン・パスポートの取得も忘れずに。